11月15日から狩猟解禁でジビエのシーズン到来!

フランス語で「狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉」を意味する「ジビエ」。日本での狩猟解禁は11月15日から2月15日までで、これからジビエのシーズンを迎える。旬を迎えるジビエがおいしい都内のおすすめ店を5つご紹介。

【1】料理はもちろん、店内のオリジナル熟成庫は圧巻!「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」

東急東横線中目黒駅より徒歩7分ほどの場所にある「フランスの肉屋が営むブラッセリー」がコンセプトのフレンチビストロ「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」。狩猟の経験もある神谷英生シェフ自ら日本各地に出向き、その土地で出会った猟師や生産者から国産のジビエを仕入れている。

やっぱりモツが好き
出典:やっぱりモツが好きさん

ジビエの味を最大限引き出す自社のオリジナル熟成庫には、きめ細かい質感の本州鹿やイノシシ、キジ、ヒグマ、ツキノワグマ、ヤマバトなど時期に応じて多彩なジビエが並ぶ。

やっぱりモツが好き
出典:やっぱりモツが好きさん

調理は基本的に炭火焼きだ。名物の「新潟県産 青首鴨の炭火焼き」5,000円(11/15以降提供開始予定、要予約)は、網獲りの青首鴨を休ませながら炭火でじっくりと時間をかけて焼き上げており、胸肉や手羽元、ハツやレバーの内臓に至るまで丸ごと食べることができる。

【2】チーズまで手作り! 伊・プーリア地方の味を駒込で「オステリア セルヴァジーナ」

南イタリアのプーリア州で修業した高桑靖之シェフが作り出す、現地そのままの料理が自慢の「オステリア セルヴァジーナ」。イタリア語でジビエという意味の「セルヴァジーナ」を店名に冠する通り、高桑シェフ自ら狩猟したジビエを味わえる。

辣油は飲み物
出典:辣油は飲み物さん

荒地に住んでいるキジや山鳩、オホーツク海を渡って越冬しに飛来する鴨など、シェフ自ら仕留めた野鳥を使用。南イタリア・プーリア州の素朴な調理法で、シンプルで野趣あふれる味わいに仕立てる。

辣油は飲み物
出典:辣油は飲み物さん

ジビエのほか、東京八王子の磯沼牧場から届く新鮮なミルクを使い、店内に併設されたチーズ工房で手作りしたフレッシュチーズも見逃せない。

【3】専用のソースでさらに引き立つ肉の旨みを堪能「グルマンズ」

写真:お店から

国産ジビエと熟成肉をメインにしたフレンチビストロの「グルマンズ」。オーナーシェフの中里寛氏はハンターの資格を持ち、自ら狩猟も行い仕入れから熟成まで徹底的なこだわりを持つ。ジビエのシーズンには、小田原のシカやイノシシ、北海道のヒグマなど個体差が激しい野生動物を最適な個体・部位から厳選しローストで提供。

sunao_dayo1019
出典:sunao_dayo1019さん

イノシシは骨や筋を煮込んだ濃厚なだしにマスタードを加えた、深みある特製ソースと合わせる。また、ヒグマは独自ルートでクセのない上質なものを仕入れ、食材に合わせはちみつやベリーなどを使い、その肉専用のソースを手作りする。料理に合わせ、ソムリエが厳選したワインも味わいたい。