【4】10月からはジビエメインのコースもスタート「L’ami du vin Eno N」

撮影:松村宇洋(UP SPICE)

神宮前にあった「L’ami du vin Eno」にてジビエフレンチで名を馳せた榎本実氏が、2022年9月5日に西麻布にオープンした新店。全国提携猟師直送のジビエなど上質な素材のみを使用し、ランチ・ディナーそれぞれ月替わりのコース一本で勝負をかける。

写真:お店から

10月からは「ジビエの晩餐会」16,500円が登場。コースでメインのジビエ料理は、赤山ウズラ、山鳩、雷鳥、エゾシカから選ぶことができる。シェフが手間ひまかけて一つ一つ丁寧にうまみを抽出しただしや、ソースとのマリアージュを楽しみたい。ワインはフランスワインを中心に、100種類を超える厳選銘柄がそろう。

※ 価格はサービス料(10%)別

【5】オードブルからジビエワールド全開で楽しめる「ラ シャッス」

フランス語で「狩り」を意味する「ラ シャッス」。その名の通り、狩猟のシーズンには依田誠志シェフ自ら狩りに出かけて仕留めたジビエを、最高の一皿として提供する。

味甘(みかん)
出典:味甘(みかん)さん

イノシシ、マガモ、ニホンキジなどを詰め込んだパテアンクルートや、罠で捕らえたイノシシの頭と豚足のパートブリック包みなど、オードブルからジビエが味わえるのも同店の特徴。

味甘(みかん)
出典:味甘(みかん)さん

メインではイノシシやマガモ、エゾシカなどのローストのほか、仕入れの状況に応じてヒグマの炭火ローストも登場する。ソムリエセレクトのフランス南西地方のワインとともに、味わいたい。

多彩なジビエワールドを楽しめる都内の名店たち

食べるたびに異なる味わいが楽しめるほか、シェフの経験値や腕の高さを体感できるジビエ料理。シェフ自ら狩猟に出かけるなど、命をいただくことに真摯に向き合うジビエ愛が強いお店で、この時期だけのご馳走を味わってみては?

※価格はすべて税込です。

※過去掲載の取材記事と「食べログ」に掲載されている情報をもとに、掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:中森りほ