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〈広島の新店〉
広島市東区光町にある「ベーカリーキッチンFIRO」が2号店をオープン。本店で人気の萌え断フルーツサンドをさらに進化させた、パッと花が咲いたような見た目が華やかなオープンサンドを看板商品に、果物とクリームがたっぷり詰まった三角サンドや、具材がぎっしりと挟まれた総菜系サンドなどがそろう、サンドイッチに特化した店だ。ほかでは見ないようなコロネ型カレーパンといったアイデア商品も必見!
サンドイッチに特化した人気ベーカリー2号店が“エキキタ”エリアに出店
JR広島駅新幹線口から徒歩10分、「二葉の里」バス停前に「ベーカリーキッチンFIRO」の2号店が誕生した。常時130種以上のパンが並ぶ本店とは対照的に、こちらでは商品をサンドイッチに絞り、展開している。
店の一押しは、見た目も可愛らしいフルーツオープンサンドや三角サンド。専用ボックスに入っているため特別感もあり、差し入れや女子会のお供に喜ばれることが多いのだそう。
「朝7時にオープンするので朝食用に購入される方や、ケーキ屋さんがまだ開いていない時間帯のため、ちょっとした手土産を選びに来られるお客様も多いですね」と、店長の脇治美(わき はるみ)さん。
モーニングやランチにぴったりな、総菜系のサンドイッチをゲットしたい人は、店内に設えてあるショーケースをチェック。具がぎっしりと詰まったサンドイッチがバリエーション豊かに揃う。いつお店に来ても新しい発見があるようにとラインアップは時期によって変わるので、その時ならではの味を楽しみたい。
ここでしか出合えない! わざわざ買いに訪れたい商品がずらり
贅沢ミックスのオープンフルーツサンド
目移りしてしまいそうな充実のラインアップだが、まずは看板のオープンフルーツサンドを。自社製の高級食パン「至高の甘み」を使ったサンドは、彩り豊かにあしらったフルーツの美しさと、ケーキのような食べ応えが特徴。
パン自体に北海道産生クリームやハチミツを贅沢に配合しているのでしっとりと甘く、フレッシュな果物やクリームと相性が良い。クリームはマスカルポーネを混ぜたり、種類の違うクリームを使い2層にすることで味の奥行きを出したりと、果物に合わせて内容を変えている。
時期により使用する果物の種類は変わるが、冬から春にかけてはイチゴ、夏はパイナップルやキウイ、秋にはブドウ、イチジクといったフルーツがお目見えする。通年で登場することの多い柑橘類は、専門の業者が厳選した、より良い状態のものを仕入れて使用し、果汁たっぷりでジューシー。
クロワッサンキーマカレー
さらに注目したいのが、店長のイチオシというコロネ型のカレーパン。本店では牛スジ煮込みのカレーを詰めた「エキキタカレーパン」が毎日飛ぶように売れるほど人気に。2号店でもそのノウハウを生かし、新たなカレーパン作りに挑戦。今までにないコロネ型のカレーパンが誕生した。
16層に重ねたサクサクのクロワッサン生地は、中に練り込まれたフランス産発酵バターがふわりと香る。フィリングは、生のタマネギと飴色になるまで炒めたタマネギの2種を使い、甘さとコクを引き出したキーマカレー。ほかに、デーツやリンゴ、トマトといった野菜&果物を配合して旨味をアップ。揚げていないので口当たりが軽く、手がベタベタになるわずらわしさもないのがうれしい。
パンを1品でも購入すると、三次市の自家焙煎珈琲店「エイコーンズ」の豆を使ったこだわりコーヒーが提供されるうれしいサービスも。ドリンクはほかにフレッシュジュースがおすすめで、サンドに使用する果物の切れ端を惜しみなく入れ込んでいるため、新鮮さが段違い! カットした時にまとめて冷凍したものをたっぷりとミキサーにかけていて、口に含んだ瞬間爽やか&フルーティ。フルーツヨーグルトシェイクやグリーンスムージー(各300円)もあるので、あわせてお試しを。
普段使いにもプチギフト選びにも多彩なシーンで
モーニングやランチを求めに訪れるもよし、スペシャルなフルーツサンドをご褒美や手土産に購入するもよし。色々なシーンで幅広く使えるのが、同店の魅力。店内には「ラスク」や「シルキープディング」といったスイーツも並ぶので、おやつ探しに訪れるのもいい。
「店がまだまだ知られていないので、まずは一度気軽に寄ってほしいです」と、店長の脇さん。道路に面したカウンターからは入店せずとも購入することができるので、散歩の途中にふらりと寄りたい。ワクワクがぎゅっと詰まったサンドイッチで、ハッピーな一日を過ごしてみてはどうだろう。