【食べぺディア】今のうちにチェックしておきたい『イタリアンスイーツ』

当たり前のように食してきたけれど詳しくは知らない定番食材や料理、流行っているのは知っているけれど実はまだ食べたことがないスイーツなど、食の世界は未知の情報で溢れている。そんなときは「食べぺディア」を読んで情報アップデート! 行きたいお店も保存しちゃおう。

ティラミスからマリトッツォまで。「イタリアンスイーツ」に熱視線!

たっくー555
マリトッツォ(「プリンチ®」代官山T-SITE店より)   出典:たっくー555さん

2021年にブームを巻き起こしたマリトッツォをきっかけに、いま「イタリアンスイーツ」が注目を集めているのをご存じだろうか?

写真:gettyimages

「ドルチェ」と呼ばれるイタリアのデザートやお菓子の数々だが、古くはマスカルポーネチーズとエスプレッソを使ったティラミスや、生クリームをゼラチンで固めたパンナコッタ、フィレンツェ発祥の氷菓であるジェラートなどが、これまで日本では流行ってきた。

写真:gettyimages

一方、近頃はマリトッツォのほかに、さくさくの皮でリコッタチーズのクリームを包んだカンノーリや、ドーム形をしたケーキのズコットなどの注目度が実は高まってきている。そのうえ、おなじみのティラミスもとろける食感のものや可愛らしいグラスでの提供など、新たなスタイルが登場していて再流行の兆しが!

豊かな食文化を持つイタリアのスイーツから今年は目が離せなくなりそうなので、今からチェックしてみてはいかが?

*マリトッツォの解説記事はこちら:2021年のトレンドスイーツ「マリトッツォ」の歴史とおいしいお店が知りたい!

新旧トレンド「イタリアンスイーツ」の人気店はココ!

【ティラミス】創業から30年以上愛され続けている名品「シーキューブ」

「まっすん」
「ティラミスL」   出典:「まっすん」さん

全国のデパートや駅ビルを中心に店舗を展開しているスイーツショップ「C3(シーキューブ)」。創業当初から30年以上愛され続けている「ティラミス」は、看板メニューとして有名だ。

こちらのティラミスの要となるマスカルポーネは、北海道道東の浜中町で作られる良質な生乳を使用。さらに、厳選した3種のコーヒーを豆ごと仕入れ、毎朝挽きたてを抽出したエスプレッソを使うことで、濃厚なマスカルポーネに負けない豊かな風味を引き出している。

焼き菓子にした「焼きティラミス」や「ティラミスクッキーシュー」「カップティラミス」なども揃えているので、ティラミススイーツの食べ比べもできるのがうれしい!

【マリトッツォ】特製ブリオッシュとヘーゼルナッツソースがたまらない! 「プリンチ®」

ドラノログ
「マリトッツォ・ノッチョーラ」   出典:ドラノログさん

イタリア・ミラノに本店を置く「プリンチ®」は、「スターバックス リザーブ® ロースタリー」の併設店として日本上陸したことでも話題を集めたイタリアンベーカリー。現在は、都内に3店舗(代官山・銀座・中目黒)を展開中だ。

2020年に販売をスタートしたマリトッツォは、1週間に約5,000個を売り上げたこともあるほど人気。特製レシピのブリオッシュを使用しており、通年提供の「マリトッツォ・ノッチョーラ」には生クリームの中にヘーゼルナッツソースを仕込んでいて、飽きが来ない味と評判だ。

桜や栗、マンゴーなどを使用した期間限定フレーバーが登場するので、季節ごとに異なる味わいも楽しみたい。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※記事公開日(2022年2月22日)時点で「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名等を掲載しております。最新の情報はお店の方にご確認ください。

文:平石紗代、食べログマガジン編集部