甘辛い味で、ご飯ともお酒とも相性抜群!

定番の「いわし」と「さば」のほか、日によって「スペアリブ」や「半熟ぬたまご」が登場

同店のぬか炊きで人気なのは、定番の「いわし」200円〜と「さば」300円〜。大きな鍋で2時間以上、じっくり炊かれているため、骨まで食べられるやわらかさです。ぬか床の栄養がタレに溶け込んでいるので、ぜひしっかり絡めて食べてください。

「いわし」200円〜のぬか炊き

初めて食べるときは「ぬかが口に残って食感が悪いのでは」なんて、心配もありましたが、実際にいただいてみると驚くほど滑らか! 甘辛い味はご飯やお酒のお供にぴったりのおいしさです。3週間ほど保存が利くレトルトパウチされた商品もあるので、お土産として購入することもできます。

「スペアリブ」のぬか炊きは1本350円。真空パック2本入りは750円

また、近年ではイワシやサバ以外にも、お店によってさまざまなぬか炊きが並ぶようになりました。同店の変わり種は「スペアリブ」1本350円。ホロホロと身が崩れるスペアリブは、食べ応えも抜群です。

「半熟ぬたまご」150円。「ぬたまご」とは「ぬかたまご」の略

筆者のおすすめは「半熟ぬたまご」150円。栄養たっぷりのぬか炊きの煮汁に一晩漬け込んだものです。賞味期限が短く、店頭のみで数量限定販売なので、出会ったらぜひ購入して、その味を確かめてください。

「小倉と言えばぬか炊き」! 多くの人に知ってもらいたい

東京からIターンし、叔母から店を受け継いだ店主の雄介さん

2018年に店を受け継いだの雄介さんには目標があります。それは「小倉と言えばぬか炊き」と多くの人に知ってもらうこと。

ご飯にぴったり!

「福岡名物と言えば、明太子やもつ鍋をイメージする人が多いけれど、どれも福岡市が中心の名物。小倉ならではのグルメとして、ぬか炊きを広めたいんです」と話します。

「百年床のぬか炊き缶」1,620円は、2021年福岡デザインアワードにノミネートされた

その一歩として開発したのが「百年床のぬか炊き缶」1缶1,620円です。それまで、日持ちしないことを理由に、お土産やギフトの選択肢から外れていたぬか炊きを缶詰にして販売しています。北九州在住のデザイナーが手がけたパッケージは、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気。スタンダードな「本味」、唐辛子を加えた「辛口」、爽やかな酸味の「梅肉」の3種類があるので、贈り物にはもちろん、自宅で食べ比べを楽しむのもおすすめです。

レトルトパウチされたぬか炊きはお土産にもおすすめ

このほか、同店のぬか炊きはオンラインで購入することもできます。小倉に暮らす人々が古くから愛する郷土の味を、ぜひ味わってみてください。

※価格はすべて税込

※本記事は取材日(2021年10月15日)時点の情報をもとに作成しています。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:戸田千文、食べログマガジン編集部 撮影:濱田陽守