3. 若松区民のソウルフード|丸窓てんぷら店
香ばしい油を纏ったふわふわの「丸天」。「丸窓」を訪れると帰り着くまで我慢できなくて、持ち帰りとは別に1〜2個包んでもらい、揚げ立てをその場で堪能することにしています。ハフハフ言いつつかじり付くアツアツの「丸天」は、赤ちゃんのほっぺみたいに吸い付くようなキメの細かさが特徴。飽きのこない素朴なおいしさは、さすが100年以上の歴史を誇る老舗の味わいです。
明治45年に創業した同店は、建設当時「東洋一の吊橋」と謳われた若戸大橋のたもとにある「大正町商店街」内の“てんぷら”専門店。以前は、戦後から続く「丸仁市場」内にありましたが、老朽化による市場の解体後、2016年に現在の場所に移転してきました。
毎日1,000枚以上売れるという「丸天」は、プレーンな「白天」90円、肉厚のキクラゲの食感が小気味良い「キクラゲ天」90円、毎日13時〜販売になるレアな「野菜天」90円の3種類がメイン。魚のすり身と卵白で作る素朴な味わいで、塩み・甘みのバランスが絶妙なため、おかずとしてはもちろん、おつまみにも重宝します。
揚げ立てはもちろん、冷めてもおいしいのですが、フライパンやトースターで温め直すと揚げ立ての味わいに。早い時間に売り切れてしまうことも多いので、予約が確実。また、発送も可能なので、お取り寄せでもぜひどうぞ。