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【食べぺディア】令和の『バナナジュース』はココが違う!
当たり前のように食してきたけれど詳しくは知らない定番食材や料理、流行っているのは知っているけれど実はまだ食べたことがないスイーツなど、食の世界は未知の情報で溢れている。そんなときは「食べぺディア」を読んで情報アップデート! 行きたいお店も保存しちゃおう。
素材選びやブレンドの仕方を徹底追究! 「バナナジュース」が流行る理由

ビタミンB群やカリウム、ポリフェノールといった豊富な栄養素のおかげもあって、何度もブームになる「バナナ」。その最新のブームが、2019年頃から火が付いた「バナナジュース」だ。
昔からあるお馴染みのフルーツジュースだが、素材選びやブレンドの仕方をより一層追究しているのが、令和のバナナジュース。
厳選した銘柄バナナを使い、豆乳やオーツミルクなど牛乳以外のミルクも揃え、フレーバーやトッピングでカスタマイズができるといった点が主な特徴で、いまでは個性的な「バナナジュース専門店」が全国各地で見られるようになった。
ブームの火付け役 or 進化系? 「バナナジュース専門店」へ飲みに行こう!
【火付け役】バナナと牛乳だけなのに超濃厚! 東京「sonna banana」

東京・八丁堀発、3都県で4店舗を展開している「sonna banana(そんなバナナ)」は、砂糖不使用、バナナと牛乳のみのシンプルな材料で作るとても濃厚なバナナジュースが人気の店。通常メニューだけでなく、珍しい品種のバナナを使う「幻のバナナシリーズ」を揃えた豊富なバリエーションも魅力だ。
ベストな状態で飲んでもらうため賞味期限は20分という、フレッシュさを大切にしたジュース作りでも話題を呼び、TBS系「マツコの知らない世界」に店主が出演したり、コンビニ「セブンイレブン」では気軽に買えるコラボ商品が発売されたりと、まさにバナナジュースブームを牽引する存在。
【進化系】飲めるのは完熟バナナのある日だけ! 京都「ゴリラによる人間のためのバナナジュース」

歴代の店長は全員ゴリラというファニーな設定と、フォトスポットだらけの店内が話題の京都「ゴリラによる人間のためのバナナジュース」。コンセプトや現役大学生が運営する店としての注目度が高いが、完熟したフィリピン産の高地栽培バナナのみを使用するため、完熟バナナを用意できなかった日は休業日にするという徹底ぶりで、素材選びへの思いも他店に負けていない。
プレーンな「完熟濃厚バナナジュース」のほか、きなこや宇治抹茶、クッキー&クリームなどのフレーバーや、キャラメルソースやプロテインなどのトッピングを自由に選べるので、変わったバナナジュースが飲んでみたいという方にもおすすめ。
※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一部地域で飲食店に営業自粛・時間短縮要請がでています。各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いします。
※記事公開日(2021年10月25日)時点で「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名等を掲載しております。最新の情報はお店の方にご確認ください。
文:平石紗代、食べログマガジン編集部