〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
神田きくかわ 第一ホテル東京店(東京・内幸町)

2024年12月、日比谷駅と新橋駅からそれぞれ徒歩2分、内幸町駅から徒歩3分の場所にある「第一ホテル東京」内に、老舗の江戸前うなぎ店「神田きくかわ 第一ホテル東京店」がオープンしました。1947年に神田の地で創業した「神田きくかわ」は、厳選したうなぎを使い、独自の調理法で高品質なうなぎ料理を提供し続けている老舗。新橋というサラリーマンの街でも、神田きくかわのうなぎを知ってもらいたいと1966年から帝国劇場の地下2階に日比谷店をオープンし、長年多くの方に愛されてきました。今回、ビルの建て直しのため、この場所に移転となりました。

広々とした店内は以前の日比谷店の面影を残しつつ、和と洋の趣を取り入れ、落ち着いた雰囲気になっています。高級感のある空間に客席は全84席と多く、プライベート感を大切にした個室も完備。個室は接待や大切な会食にも重宝しそうですね。

おすすめの「雅御膳」8,500円は、季節の食材を使用した和食と共に、うなぎを贅沢に味わうコース。職人が丹精込めて仕上げた逸品と同店自慢のうなぎをゆっくりと楽しめて、特別な日の食事や、宴会などにも利用しやすいです。白焼きも堪能したい方には、同店の魅力を味わい尽くす贅沢な「匠御膳」15,000円も用意。また、平日のランチタイムには数量限定で「きく膳」5,950円を提供、うな重に小鉢や茶わん蒸しなどが付くお得なコースになっています。

うな重は、1匹付の(イ)5,950円、1匹半付で尻尾が折れて重箱に入っている(ロ)7,100円、数量限定の2匹付でボリューム満点の(ハ)9,300円を用意。注文を受けてから蒸し、特注の金串でじっくりと炭火で焼き上げたうなぎは、香ばしくふっくらとして上品な味わい。ご飯が見えないほどのボリュームですが、甘みのあるタレがうなぎのおいしさを引き立てて、ペロリと食べられます。

お弁当も対応していて、大切なゲストのおもてなしや、手土産としても喜ばれそう。
創業以来78年守り続けた秘伝の手法で仕上げる江戸前うなぎ。大切な人との食事や、自分へのご褒美にいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント

『提供までの時間を確認すると20分程度ということ。
オーダーが入ってから蒸すので少々時間がかかりますという話でした。
予定通り20分程度で提供の鰻重。
山椒と足りたければタレを追加してくださいと。
蓋を開けると艶々の鰻。
蒸し加減も絶妙で柔らかくはありますが、柔らかすぎず、表面はパリッと焼き上げられています。
キレのあるさっぱりとしたタレは食べ進む内に飽きるといったことはなく、炊き立てのご飯と合わせるとバランスも良く最高。最後まで美味しくいただげました。
この老舗ならではのクオリティと安定感は流石としか言いようがないかと。
因みにデザート代わりの冷凍のライチが肉厚で過去一美味しかったです!』(どくだみちゃんさん)

『うな重には肝吸い、香の物、水菓子がついてきました。
重箱の蓋を開けますと、テンションが上がるビジュアルのうな重が姿をあらわしました
鰻は香ばしく、ふっくらとした口あたりで、レンゲの蜂蜜を使っているというタレは味わい深く、ご飯との相性抜群でございました』(自称独り者グルメさん)
※価格は税込。
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https://www.instagram.com/tabelog/
文:佐藤明日香