3. 花菱
東京・渋谷にある「花菱」は歌人・医師の斎藤茂吉が愛した店として有名。道玄坂にあり、創業当時から同店で扱っているのは、静岡・焼津産のうなぎ。それを甘口の秘伝のタレで3度つけ焼きにしている。タレは、創業以来大切に保存されてきたもので、減ってくると、厳選した2種類の醤油とみりん、砂糖を合わせたものを煮詰めて足していくそう。
うな重は注文してから40分ほどかかるので、こちらも予約をして行くのがおすすめ。身は厚めでふわっととろけるうなぎだ。タレはやや甘くコクがあり、かためのご飯とのバランスがいい!
同店は、天然うなぎに勝るとも劣らない旨みと風味を持つと言われている、静岡県・大井川のブランド「共水うなぎ」も取り扱っている。「共水鰻重」(肝吸い・お新香付き)6,500円。お持ち帰りのうな重も「花」80g・2,350円から「鶴」240g・6,300円まで取り揃える。
花菱
[東京] 神泉駅 305m / うなぎ、日本料理
3.47 179人
¥5,000~¥5,999
¥3,000~¥3,999
日曜日、祝日
東京都渋谷区道玄坂2-16-7 花菱ビル 1F・B1
4. 一二三本店
世田谷区・松陰神社の近くに、隠れ家的なうなぎ屋「一二三本店」がある。同店ではうなぎのフルコースも味わうことができるが、人気なのがうな重と白焼きがセットになった「うな重と白焼きのせっと」4,180円。1尾をうな重に、半尾を白焼きにしてくれる。白焼きとうな重を両方食べても5,000円以内というのはかなりお得! うな重は関東風で、ふっくらやわらかな仕上がり。
白焼きは熱々で提供。わさびをつけてそのまま食べてもよし、わさび醤油で味わうもよし。口のなかでふわっととろけておいしさが後を引く一品だ。
5. 西麻布いちのや
「いちのや」は天保3(1832)年に埼玉県・川越にて創業したうなぎの老舗。2004年にオープンした「西麻布いちのや」は、1階がカウンターとテーブル席、2階がテーブル席とプライベート感のある個室という造りになっている。
「上うな重」6,400円はうなぎが3枚のっていて、お新香とお吸い物が付く。お吸い物は肝吸いに+300円で変更可能。蒸し焼きに近く、ふんわりやわらかな仕上がりのうなぎは、注文が入ってから裂き始め、蒸しにこだわっているため、50分ほど時間がかかる。
ユーモラスでかわいらしい雰囲気のランチョンマットデザインは、漫画家の出光永氏によるもの。
うなぎの他にも、季節の一品料理やお酒も充実。ゆっくり贅沢な時間を味わえる。
西麻布いちのや
[東京] 広尾駅 782m / うなぎ、居酒屋、ワインバー
3.51 330人
¥10,000~¥14,999
¥5,000~¥5,999
月曜日
東京都港区西麻布4-1-6 高塚ビル 1F・2F