町のパン屋さんに聞いた「行きつけグルメ」【Vol.8】

人気連載「おいしいパンのある町へ」に登場したシェフやオーナーたちを虜にする地元グルメ。関西出身のオーナーがやっと出会えた大阪風のお好み屋から東京イチおいしい!と太鼓判を押す味噌ラーメンのお店まで、グルマンな彼らの胃を掴んで離さない地元のおいしい店をご紹介。

「パンとcafé えだおね」オーナーの竹内仁さんに聞く、荻窪の一押しグルメ

撮影:山田英博

「食べることが何よりも好き!」と、笑顔で語る様子が印象的だった竹内さん。世界中の絶品料理を食べ歩いてきた“ミスター・グルメ”を唸らせる、荻窪の名店をご紹介。

仕事終わりの一杯は、チカラ強い味付けが魅力の「カプスーラ」で

フジシン77
出典:フジシン77さん

「女性シェフが営む、こぢんまりとしたイタリアンレストラン。『パンとcafé えだおね』の開店後まもなくしてオープンしたので、勝手に、同級生のような親近感を覚えています。チカラ強い味付けが、仕事終わりの一杯によく合うんです。必ず頼むのは、前菜の盛り合わせ。日替わりの前菜は、レバーペースト、キッシュ、イワシのマリネなど、6〜7種類をアソート。どれを食べても、ハズレなしのおいしさ!」

関西人も大満足! 老舗のお好み焼き屋「とうりゃんせ」

写真:お店から

「関西人ですので、お好み焼きには、ほどほどにうるさい(笑)。東京ではなかなかいいお好み焼き屋がなくて残念でしたが、ついに出会えました! 今ではお好み焼きといったら、何も悩まずにここへ。もんじゃ焼きもありますが、やっぱり大阪風のお好み焼きが僕好み。キノコ炒めや肉炒めでスタートし、豚玉と焼きそばで締めるのが定番」

「パンとcafé えだおね」の紹介記事はこちら!

本格的なパンとともに一息つける、中央線沿線のサードプレイス

 

「ブレッド&コーヒー イケダヤマ」店長の門馬さんとシェフブーランジェの保住さんに聞く、五反田の一押しグルメ

撮影:山田英博

休憩時や休日には必ず外へ出かけ、グルメスポット探しを行っているという保住さん(写真左)と門馬さん(写真右)。名店がずらりと並ぶ五反田で、食通のふたりがリピートする店を伺った。

自分へのご褒美は、「レ・カカオ」のケーキ!

sanasy
出典:sanasyさん

「厳選したカカオ豆を使い、焙煎、精錬、チョコレート作りまでを行っている、チョコレート屋さん。シングルオリジン&ハイカカオのチョコレートバーのほか、生菓子、焼き菓子など、どれを食べても、うっとりするおいしさ。ギフトとして大活躍しているほか、“自分、がんばった!”という日は、ご褒美にケーキを買って帰ります(笑)」(門馬さん)

スタッフ人気絶大! ランチの定番は「浜屋」のつけめん

写真:お店から

「パンと同じくらい、ラーメンが大好き(笑)。五反田なら、断然『浜屋』がおすすめです。スタッフの間でもファンが多く、濃厚な和風スープのつけめんが1番人気。『エビ辛』という特製味噌をトッピングできるのですが、これがマスト。ほどよくピリッとし、スープのコクが深まります」(保住さん)

「ブレッド&コーヒー イケダヤマ」の記事はこちら!

パン激戦区・五反田の注目株! “オールスクラッチ方式”で作られる、贅沢&絶品パン

 

「オリミネベーカーズ」店長の藤井公彦さんに聞く、築地&勝どきの一押しグルメ

撮影:岩城裕哉

フレンチのシェフという経歴を持ち、ランチの店選びにも手を抜かない藤井さん。勝どき店のオープン時から通っている、お気に入りスポットを教えてくれた。

やっと見つけた、東京イチおいしい味噌ラーメン! 「みそ熊」

kazkinkh
出典:kazkinkhさん

「ラーメンのなかでも、味噌ラーメンが一番好き。ただ東京って、味噌ラーメンがおいしいお店がすごく少ないんです。ここでスープをひとくち味わったとき、味噌のコクと旨味に驚いたのを覚えています。スタッフもフレンドリーで、お店の雰囲気もピカイチ。冬は毎週のように通っています(笑)」

勝どきで知らぬ人はいない名店「とゝや」

シャーマンカーン
出典:シャーマンカーンさん

「連日行列ができる老舗の焼鳥丼専門店。鶏肉の鮮度に加えて、たっぷりとかかった醤油ダレが、とにかく絶品。甘さ控えめでさっぱりしていて、重さがゼロ。つくね、もも肉、胸肉と、いろんな部位がのっていて、最後まで飽きません!」

「オリミネベーカーズ」の詳細はこちら!

インパクト大! シーフードを使った創作パンで人気のお店が長く愛される理由

 

取材・文:中西彩乃