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定食王プレゼンツ!新米が旨い店5選
定食の食べ歩きをライフワークとする「定食王が今日も行く!」の著者・定食王は、大のご飯好き。定食以外にも美味しいご飯を求めて日々お店との出会いを探しています。そこで今回は新米が美味しいこの時期に「ご飯」を食べに行くべきお店をピックアップ。糖質制限をしている方も、この時期は美味しい新米を食べに出かけてみては?
1. 否否三杯:おばんざい定食からすき焼きまで!バリエーション豊富に新米を味わえる!
ランチのおばんざい定食(出典:でぶりん3719さん)
炊き込みご飯(出典:超暇人さん)
今年9月リニューアルした青山ビルヂングにオープンした大人の居酒屋。ニューヨーク、京都と世界を股にかけて活躍する中東篤志氏が監修する丁寧な和食は、忙しい日々を送るビジネスマンの心にも体にも優しい味わいです。お米は京都八代目儀兵衛の、季節に応じて味の個性の異なる3種の米をブレンド。羽釜で炊き上げた艶々のお米はランチではおばんざい定食、夜は炊き込みご飯やすき焼き丼、お茶漬けなど、バリエーション豊かに旨さを堪能できます。
2. 恵比寿 米ル:オープンから1年で人気店に!お米がご飯に変わる「煮花」を味わう
予約が取れない焼き鳥店「いぐち」が手がける、お米専門店が昨年オープン。和食の基本でもある米を中心とした大人の隠れ家として話題を集め、開店して1年経った今では予約必至の人気店に! 厳選したお米は玄米で仕入れ、自家精米して提供。時には幻と言われるような超貴重銘柄のお米を食べられることも。天保三年創業の伊賀焼窯元 長谷園「かまどさん」の土鍋で丁寧に炊き上げたお米は絶品! コースではお米が煮えご飯に変わる瞬間の「煮花」を提供。通常のご飯とは異なり、水分を含んで甘みがある状態を楽しんで。炊き上がった白飯とそのお供となるおかずの数々は無限に食べられそう。(恵比寿 米ルはこちらの記事もチェック!)
3.おこん:お通しから土鍋ご飯!名物“うにく”は必食!
うにく(写真:お店から)
代々木上原の住宅街にひそむ、“究極の土鍋ご飯”が食べられる和食店。お米の産地や銘柄に精通した食味鑑定人でもある店主が、全国から選んだ素材の旨味や甘みなどを最大限生かす精米法と調理法で提供。お通しから土鍋白ご飯が登場し、最後は名物の「うにく(うに+肉)」など、旬の素材で仕上げた炊き込みご飯で締めるのがおすすめ。新米では福井産いちほまれ、京都丹後産コシヒカリ、山形産ミルキークイーンなどを入荷。それぞれの米の味わいを楽しめます。
4. ぼんご:55種類の具材が新米の旨味を引き立てる!行列必至の老舗
出典:Scuba-Proさん
創業から50年以上絶えず行列ができるおにぎり専門店。お米は新潟県岩船産、棚田米のコシヒカリを使用。米の粒の大きさ、甘み・旨味を基準にして55種類以上の具材を開発しているそう。お寿司屋さんのようにカウンター越しに注文し、その場でできたてホカホカを食べられるおにぎりは、これまでのおにぎりの概念を超えるはず! 有明産の香り高い海苔と沖縄の天然塩が白飯の旨味を一層際立たせています。(ぼんごの記事はこちらも要チェック!)
5. 静香庵:新潟が誇るブランド米を週替わりで堪能!
写真:お店から
新潟県のアンテナショップに隣接する和食料理店では、新潟が誇るブランド米「魚沼産 有機栽培米コシヒカリ」、「胎内産 特別栽培米コシヒカリ」、そして「新之助」などを週替わりで提供。特に「新之助」はコシヒカリとは異なる色、味、香りでお米のおいしさを作り出すのに必要な、ほぐれやすい「硬さ」と「粘り」を兼ね備えた新品種。除草剤、化学肥料などを使わず、100%動植物有機肥料を使用。新世代の“新潟ヒーロー米”の誕生を感じられるはず!
撮影:森山祐子(恵比寿 米ル)