祇園クオリティが西院価格で。お酒に合うアラカルトも豊富

品書きにはお造りや魚、肉、寿司など多彩なアラカルトが並びます。驚くのが、お造り盛り合わせのお値打ちっぷり! この日は、鱧の焼き霜、本マグロ、アジ、鯛、紋甲イカでした。魚介は馴染みの魚屋さんから直送してもらうそうで、「『○○産』『天然』などはこだわりません。その日一番良い産地、良い状態のものであれば、どこ産でも養殖でもおいしいんです」。

猫田さん
確かに。「○○産ならおいしい」「天然は養殖より優れている」といった先入観にとらわれていた己をちょっと反省しました!

ここまで酒に合う料理をご紹介しておいて、日本酒の話をしないわけにはいきません。打越さん、日本酒がかなりお好きなそうで、セレクトもかなりツボをつくラインアップです。奈良の「みむろ杉」に、宮城の「日高見」なんて良いですねえ。純米、純米吟醸を中心に揃えているそうです。

酒に合うアテは合鴨ロース1,000円。合鴨を焼いてブイヨンや濃口・薄口醤油などを合わせた和風タレに漬け込んで蒸して……と、これも手間がかかっています。
こうした酒肴系からしっかりご飯ものまでオールマイティに揃うので、カウンターで一人飲みから、接待、ちょっとした飲み会、宴会まで、いろいろな使い方ができるのが便利ですね。

忘れるなかれ! 夜の締めご飯として人気なのが、鯛の出汁茶漬け。こちらも自家製の漬けダレが決め手で、醤油、みりん、酒などで作った土佐醤油に出汁や胡麻を加えて香ばしく仕上げています。鯛をそのまま食べても、ご飯にのせても、お出汁をかけても良し。

アツアツのお出汁をかけると軽く熱が入って、また違った風味を楽しめます。鯛茶漬けって日本人が考え出した世紀の大発明だと思います。って言い過ぎでしょうか。

これから宴会シーズンなので、場所をお探しの方はぜひ。2時間飲み放題2,800円もあり、単品でもコースにプラスしてもOK。出汁しゃぶ、40~60代ぐらいの方にかなりドンピシャかと!

猫田さん
そうそう、「おせち料理」も承っています。1段重10,780円、2段重20,680円で、12月24日まで受け付けていますので予約はお早めに~。って、めっちゃ宣伝になってしまいました(笑)。




