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〈食通が占う、2025流行る店〉
パリオリンピックの開催もあった2024年。さまざまな国の食事情や食品ロスについて、目を向ける機会にもなったのではないでしょうか。新たな食体験に感謝しながらできることを続けていく、2025年もそんな優しい社会になりますように!
そんな願いも込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2025年注目の「ブレイクしそうな店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は、食べロググルメ著名人の柏原光太郎さんにお答えいただきました。
教えてくれる人
柏原光太郎
日本ガストロノミー協会会長。大学卒業後、出版社に勤務し、グルメ本を手がけたことで食の奥深さに目覚める。料理は作ることも食べることも大好きで、一人娘の弁当を毎日作っていたことも。料理好きのための食の発信基地としての役割を担うべく2017年12月社団法人「日本ガストロノミー協会」を設立。
2025年のブレイク予想
Q. 2025年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?
A.「太いち」「白金 芯」に代表される、何皿かのおまかせの後、アラカルトも楽しめる店
おまかせコースは楽でいいが、好きな料理をアラカルトで食べたいと思っていた人々の心を鷲掴みにする店が、2024年にあらわれはじめた。その日の店主の思いを込めたおまかせを数品を食べた後は、アラカルトで好きなものを食べられる。
2025年は「太いち(旧『いち太』)」「白金 芯」など、その日の食材を使ったおいしい料理と、今食べたい料理の両方が味わえるいいとこ取りの店がブレイクしそう。