〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
南洋新記(東京・渋谷)
2024年2月12日、渋谷に「南洋新記」がオープンしました。シンガポール出身のシェフが作る本場の味に、東京在住のシンガポーリアンも絶賛です。
南洋新記があるのは並木橋交差点の角。「本格鶏めし」と書かれた緑色の看板が遠くからも目を引きます。1階にはテーブル席、2階にはテーブル席とカウンター席があり、席数は合わせて25席。こぢんまりとしていますが、黒を基調とした家具に白いテーブルクロスが掛けられ、落ち着いて食事が楽しめる雰囲気です。働いているスタッフもほとんどがシンガポール出身のため、サービスも英語混じり。まるで海外のレストランを訪れたような趣があります。
料理を作るシェフは、マレーシア・クアラルンプールの有名レストランで料理長として活躍したキャリアの持ち主。大叔父も有名な料理人だったことから、シンガポールチキンライスやローストポークのレシピを受け継いだとのこと。シンガポール料理は、さまざまな国の人々による、多様なアジア料理がミックスされた料理。南洋新記では、そんな本場ならではのシンガポール料理をシェフが披露します。
一番人気は“本格鶏めし”の「シンガポール風チキンライス」。湯せんでふんわりとジューシーに仕上げた鶏肉と、濃厚な鶏のだしで炊き、鶏の旨みが染みたジャスミンライスと共にいただきます。添えてあるソースはピリ辛のチリソース、香り豊かなジンジャーペースト、甘みのある濃い醤油。シンプルな味わいのチキンライスにそれぞれのソースをかけていただけば、味わいが奥深くなり、飽きることがありません。
チキンライスと並ぶ人気メニューが「シンガポール風チャーシューライス」「クリスピー風ポークライス」。甘辛いタレが染みて、こんがり焼かれたチャーシューは肉の旨みがたっぷり。外側をカリカリに焼き、内側をしっとりジューシーに仕上げたクリスピー風ポークも食感のコントラストがたまりません。どちらも肉肉しい味わいでご飯が進みます。
本場の味を求めてシンガポールやマレーシア出身の人々も訪れるという南洋新記。海外旅行気分で訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『ご飯とのセットメニューばかりインスタにあがっていたけど
オススメを聞くと「そりゃラクサだよ!」と言われたので
3人でラクサとポークとチキンのセットメニューを注文。ラクサはスープが美味しくて絶品。まろやかで甘みがある。東南アジアにトリップできます』(腹筋ほしいさん)
『チャーシューライスにしてみました。始めにチリソースとお醤油ソース、デザートのミカンが到着。そして、スープとチャーシューライスも登場!
頂きます!
チャーシューは思ったよりカリカリで、噛めば噛むほど、お肉の味がめちゃくちゃ美味い。ライスもお肉の邪魔しない。見た目よりパサパサしてないし、食べやすかったです』(あこひいさん)
※価格はすべて税込。