目次
〈食通が占う、2024流行る店〉
話題のシェフが手がける新店が続々とオープンしたり、有名レストランが名を連ねる「麻布台ヒルズ」が待望の開業を迎えたりと、飲食業界の活発な動きを体感することができた2023年。2024年も、たくさんの食体験との出合いが叶いますように！
そんな願いを込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2024年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は、連載「今週のカレーとスパイス」でおなじみ、カレーおじさん＼(^o^)／にお答えいただきます。
教えてくれる人
カレーおじさん＼(^o^)／
2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーアディクト。世界各地約7,000店舗でさまざまなカレーを食べ歩く。年間平均カレー食数は1,000以上、生涯通算カレー食数は優に20,000を超える。フジテレビ系「スパイストラベラー」、TBS「マツコの知らない世界」などメディア出演の他、小学館「Oggi」などでカレー記事を連載。レトルトカレーの監修も手掛けるなど、さまざまな形でカレー情報を発信している。
2024年のブレイク予想
Q. 2024年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか？
A. 「インド家庭料理 ammikallu（アミカル）」です
2023年に惜しまれつつ閉店した「ダバインディア」で働いていた方のお店。以前より白金台と渋谷で間借り営業をしていたのですが、遂に2023年12月に久我山で独立オープン。
シェフが現地に何度も行って習得したという南インド家庭料理のクオリティの高さはマニアの間では既に高評価を得ており、僕としても間借りカレー界トップクラスの実力だと思っていたお店。独立店舗となったことによって、2024年にはマニア以外にも広がっていくこと間違いなしです。
アンダー2,000円のお手頃グルメ
Q. 2024年に〈ブレイクしそうな2,000円以内の料理〉は何ですか？
A. 「堕楽暮（だらくれ）」の「本日のカレー」900円です
大阪間借りカレー界を代表する存在の「堕天使かっきー」が遂に自身のお店を松虫駅前に開きました。本日のカレーは間借りスタートした頃のメインだった「鯛出汁鶏キーマカレー」をメインに、日替わりの炊き込みご飯と副菜を合わせたもの。どれも上品なおいしさで、かつ独創性を感じる楽しさがあり、これが1,000円しないで食べられるのは奇跡的。
間借りではできなかった仕込みに時間がかかる料理を出したり、自作の調味料も使えるようになったり、ますますレベルアップしているので全国から食べに行くファンも増えることでしょう。
