〈遠くても食べたい味〉
年間の外食は1,500軒以上！ 令和のグルメ王、浜崎龍がわざわざ旅をしてでも行く価値があるお店を紹介します。今回は、高知の限定営業レストラン「将人」です。
教えてくれる人
浜崎龍
グルメメディア「TERIYAKI」や国内最大規模のグルメオンラインサロン「TERIYAKI美食倶楽部」の運営を行う、テリヤキ株式会社の代表を務める。大学生時代から幅広く食べ歩きを行い、ラーメンから高級フレンチまで年間1,500軒以上も飲食店を巡り歩く。ジャンル問わず、日頃全国の「おいしい」を求めており、北海道の端から沖縄、はたまた世界中まで飛び回る。レストランとのイベント企画も手がけ、飲食に対する新たな可能性を日夜見いだす。メディア掲載、マガジンハウス「Hanako」など。
将人
いまや高知だけでなく銀座、神戸、スペインと、日本のみならず海外でも活躍している高知県を代表する和食の名店「座屋（いざりや）」。土佐弁で「ゆっくりしていきや」「いざっていきや」を意味する店名。そんな座屋のオーナーの岡添将人氏が高知滞在時のみ限定営業するのが「将人（マサヒト）」です。
「座屋」の1階を改めて会席料理店「将人」としてオープン。完全予約制の和食コースを堪能することができます。
広々とした高級感溢れるカウンター席で展開される割烹料理は高知の食材も適宜使いながら、旬の食材を使用し、普段食べられないような料理を堪能することができます。
ゆったりとしたカウンターで大将の岡添さんによる客あしらいも見事。お話をしながら食事を楽しむ居心地のいい空間が魅力的です。
メインが終わり食事に移ると、なんと7種類近くの食べさせ方でご飯を堪能させてくれます。
全体的にボリュームは結構ありますが、もちろん量を調整してくれるので、自分の食べたいペースで楽しめます。
高知にもこんなお店があったんだと改めて思わせてくれるお店。同店をきっかけにこれから高知が盛り上がっていくと嬉しいです。岡添大将の料理を食べられる貴重なお店です。
