かわいいだけじゃない、コンセプトはお子様でも安心して食べられるプリン

さて、今回オーダーしたのは看板メニューの白いかためプリン(600円)。名前の通り真っ白な見た目のプリンの上に白いクネルがのせられていてホワイティでかわいいんです!

こちらのプリンはもちろんかわいいだけじゃないんです! お店をつくられるときにコンセプトとしたのは「お子様でも安心して食べられるプリン」。そのため使用する素材は添加物を使用していない、かつおいしいものをセレクトしています。

実は、プリンは卵、牛乳、砂糖、生クリームなど使用する素材はシンプルなため、素材の味がしっかりと味に出る正直なスイーツなんです。素材の選定がプリンの味に直結すると言っても過言ではありません。

白いプリンは多摩の日野市産「さくらこめたまご」を使用。遺伝子組み換えをしていないトウモロコシや大豆かす、国産のお米・魚粉を配合した餌で育てられており、お米を使用しているため、黄身の色は優しいレモンイエロー色になるんだそう。

合わせて新鮮な北海道産の乳脂肪分が多い牛乳と生クリーム、ビートグラニュー糖を使用し、この白い見た目の美しいプリンに行きついたんだとか!

スプーンを入れるとむっちり! スプーンにくっつくくらいのほどよい弾力が心地よい! 口当たりはつるっとなめらかで濃厚! リッチな味わいが口いっぱいに広がるんです。それでいて後味は重くなく軽やか。あぁ、おいしい。

別添えのラズベリーソースをたらりとかけると、白と赤のコントラストがかわいさを加速させます! ラズベリーの甘酸っぱさがプリンの甘さとあいまってフルーティーな味わいに。

上にアイスをトッピングすることもできるので、ラムレーズンたっぷりのアイスをトッピングするのもアリ。ラムレーズンがたっぷりなアイスの上に、砕かれたピスタチオがのせられているのもおしゃれ♪

一口食べてみるとしっかりラムがきいていて、こりゃあおいしいよ!と思わずうなってしまうほど。お好みでベリーソースをかけることもできますが、個人的にはソースなしでも十分すぎるくらいおいしかったので、そのままでラムの味を堪能してみてほしいです。

地域をもっと盛り上げたい!

土日ともなると行列ができることもあるそうなので、狙い目は平日のオープン直後! まだまだ穴場ではあるのですが、最近では推しのアクリルスタンドを持ってプリンと推しを写真に収める「推し活」ができるカフェとしても若い女性たちから人気なんだとか! 池袋という土地柄、そういった新しい楽しみ方ができるのもうれしいですね♪

実は、SUNNYDAYSのオープン時はコロナ禍の真っただ中だったんです。 オーナーは池袋在住で、池袋をもっと盛り上げたい、そして自身も甘いものが好きで、特にプリンも好きだったからという理由で池袋にプリン専門店をオープンさせたということでした。

なんたる行動力。シーズンごとにメニューも変わったり、イベントを実施したりと、また足を運びたくなるようなすてきなカフェでした。

※価格は税込。

文:池畑孝資
撮影:佐藤潮