【食べぺディア】チーズが香る『イタリアンプリン』がトレンド

当たり前のように食してきたけれど詳しくは知らない定番食材や料理、流行っているのは知っているけれど実はまだ食べたことがないスイーツなど、食の世界は未知の情報で溢れている。そんなときは「食べぺディア」を読んで情報アップデート! 行きたいお店も保存しちゃおう。

固めプリンの進化系「イタリアンプリン」とは?

ミラノプリン・プレーン 6cmホール(「ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ」より)
ミラノプリン・プレーン 6cmホール(「ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ」より)   写真:お店から

プリンといえばプルプルとした弾力のある柔らかいものや、なめらかでとろけるような食感のものなどがあるが、ここ3〜4年の流行は昭和の喫茶店に出ていたような固めプリン! そのなかでも、「イタリアンプリン」と呼ばれる進化系プリンが2年ほど前からトレンドになっている。

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イタリアンプリン(「アンデケン 本店」より)   出典:yama-logさん

イタリアンプリンとは、イタリアドルチェの代表格・ティラミスの材料としても知られるマスカルポーネチーズを使用し、エッジの立つしっかりとした硬さ、もしくは、もっちりとした食感があるのが主な特徴。その名前からイタリア発のスイーツと思ってしまいそうだが、実は日本生まれで名前の由来や発祥は定かではないという、ちょっと不思議な存在だ。

ブームを牽引したのは、コンビニ各社が2019年の終わりから発売したさまざまなイタリアンプリン。これをきっかけに全国各地のスイーツショップやレストランにも続々と登場するように。おうちで手作りに挑戦する人も増えており、まだまだイタリアンプリンブームは続きそうだ。

各地で評判の「イタリアンプリン」はコレ!

【東京】北イタリア伝統のプリンをアレンジ「ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ」

ミラノプリン・プレーン
ミラノプリン・プレーン   写真:お店から

2015年にオープンした東京・麻布十番「Milano Dolce Tre Spade(ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ)」は、イタリアで研鑽を積んだオーナーシェフ・川邊信治さんが作る「ミラノプリン」が看板メニューの店。

ミラノプリンは薄めのカットで上品な佇まいでありながら、しっかりとお皿の上に立つ固めのプリン。北イタリア伝統のドルチェをアレンジしたオリジナルメニューで、素材本来の良さを引き立てた、こってりと濃厚でクリーミーな味わいだ。

ラ・モーダ
ラ・モーダ   写真:お店から

ミラノプリン・プレーンにホイップクリームとフレッシュフルーツを盛り付けた、1日12個限定の「ラ・モーダ」も出合えたらぜひチェックしておきたい。

【滋賀】マスカルポーネチーズが豊かに香る「アンデケン 本店」

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イタリアンプリン   出典:yama-logさん

滋賀・JR近江八幡駅から徒歩4分ほどの場所にある「アンデケン 本店」は、地元の方に根強く愛されている、チーズケーキで有名なケーキショップ。

こちらの「イタリアンプリン」は、ぴしっとエッジが立った固めの濃厚なプリンで、マスカルポーネチーズの豊かな風味とねっとりとした食感から、食べログには「ワインなどのお酒との相性もgood!」という口コミも。

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お好きなサイズにカットして!   出典:yama-logさん

細長いケーキのような形のイタリアンプリンを1本丸ごとテイクアウト購入できるので、好きなサイズにカットして食べられるのがうれしい。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※記事公開日(2021年12月26日)時点で「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名等を掲載しております。最新の情報はお店の方にご確認ください。

文:平石紗代、食べログマガジン編集部