〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

GODIVA Bakery ゴディパン 本店(東京・有楽町)

写真:お店から

2023年8月、有楽町駅を出てすぐの場所にある複合商業施設「東京交通会館」の1階に、世界初のゴディバのベーカリーショップ「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」がオープンしました。構想は2〜3年前からあったそうですが、新型コロナの影響もあり、準備をすすめながら出店のタイミングを検討していたとのこと。そして今年ようやく、食、ファッション、カルチャーなど、あらゆる要素において世界的なトレンドの発信地である東京から、世界初のゴディバベーカリー「ゴディパン」がデビュー。初日から、多くのゴディバファンが駆け付けました。

店舗がある有楽町は、高層ビルと公園、高級レストランや屋台、電気店、劇場など、伝統とモダンが混在する街であり、そのランドマークでもある「交通会館」は、60年近い歴史を持つ、街の顔ともいえる場所です。「ゴディバと町のパン屋さんとの出会い、新しさ×懐かしさ」をコンセプトにした「ゴディパン」の第1号店には、流行と古き良き日本を感じられるロケーションがベストと判断し、この場所を選んだとのこと。日常の中でゴディバを楽しめる身近なベーカリーブランドとして、「パン」を通してチョコレートやカカオの魅力を発信していきたい、という思いがあるそうです。

ユーモアあふれるかわいらしいイラストも魅力的 イラスト:お店から

大きな窓から光が差し込む明るい店内は、ゴディバが誕生したヨーロッパの趣と日本の“町のパン屋”としての温かさをテーマに、日常に寄り添った雰囲気に仕上げられています。また、店内やウィンドウには、おいしさと驚きを届けるべく、毎日楽しくパンとチョコレートを巧みに操っている「ゴディパン シェフ」や、ショコラティエの作る特別なおいしさに出会った人々の豊かな表情、そして「ゴディパン」が提案するカカオの多彩な楽しみ方への驚きやワクワクした気持ちをユーモアをもってデザインしたイラストが描かれています。どんなおいしさに出会えるのか、期待が高まりますね。

シェフの高山弘明氏 写真:お店から

同店で腕を振るうのは、国内有名ベーカリーショップやブラッセリ―併設ベーカリーショップでフランスの伝統的なパンの製法や技術、歴史を学びながら、10年以上ブーランジェとして勤務してきた高山弘明氏。2023年にゴディバ ジャパンへ入社し、ゴディバが培ってきたチョコレートやお菓子の世界観に日本のパンの魅力を融合させた新しく懐かしいパンで、小さな驚きや日々の幸せを感じていただけるよう、思いを込めてパン作りをしているそうです。

コロネ(ショコラ) 写真:お店から

全28種類のラインアップの中から、いくつかおすすめをご紹介。 日本生まれの菓子パン「チョココロネ」を、ショコラティエの新たな発想でゴディバ流にアレンジした「コロネ」(ショコラ)453円は、カカオの香り豊かなチョコレートカスタードクリームを、その味を引き立てるブリオッシュ生地と組み合わせ、中にダークチョコレートのバーを入れ込んでいます。サプライズに満ちたショコラティエの自信作で、店頭で仕上げています。

ショコラティエのカレーパン 写真:お店から

ココア生地の帽子をかぶった丸いパンをひと口食べると、口の中に広がるカカオのほろ苦さとスパイスの香りが新しいマリアージュを生み出す「ショコラティエのカレーパン」453円は、カカオ分55%のチョコレートをアクセントに加えたカレーフィリングがポイントの、ゴディバらしさがあふれる焼きカレーパンです。

カカオフルーツのクリームパン 写真:お店から

「カカオフルーツのクリームパン」378円は、カスタードの中にカカオフルーツのジュースを練り込んだ、ゴディバならではのクリームパン。チョコレートの原料であるカカオは、実はトロピカルフルーツ。その白い果肉の味わいは、ほろ苦いチョコレートからは想像もつかないほどジューシーです。カカオのもうひとつのおいしさを発見してみてください。※カカオフルーツ2.7%使用

わけわけパン(ショコラ) 写真:お店から

「ショコラの実」270円は、農園からもいできたような、カカオの実のかたちのパン。ココア入り生食パン生地の中に、チョコレートチャンクがふんだんに入っています。トースターで温め直してもおいしいです。「わけわけパン」(ショコラ)648円は、ベルギー産カカオ44%のチョコレートフレークを混ぜ込んだ、ふわふわもちもちのパン。おやつやテーブルパンとして家族や友達と分けて食べるのにぴったりです。

写真:お店から

「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」は、「町のパン屋さん meets ゴディバ」をコンセプトに、日本で進化をとげた菓子パン、総菜パンを、ショコラティエの新たな発想で再解釈し、なつかしさと新しさの融合を提案。パン職人だけではなく、ショコラティエ ゴディバだからこそ表現できる、オリジナリティに富んだパンをバラエティ豊かに取りそろえています。

写真:お店から

チョコレート、カカオという素材の面白さ、幅広さや可能性の広がりを「ゴディパン」を通して感じられる唯一無二のベーカリー。箱や紙袋も可愛くて、手土産にも喜ばれそう。今後は新製品や季節限定商品も登場予定だそうなので、そちらも楽しみですね!

食べログレビュアーのコメント

中目のやっこさん
コロネ(ショコラ)   出典:中目のやっこさんさん

『厳選して頂いたものは以下の通り。

●コロネ(ショコラ) 453円
●カカオフルーツのクリームパン 378円
●ショコラティエのカレーパン 453円
●ふわもち生ドーナツ(リッチショコラ) 486円
★ショッパー(紙袋) 55円
※ビニールのショッパー(22円)も有り。

一つひとつ丁寧に梱包されて、冷蔵されていたコロネとふわもち生ドーナツは保冷剤を添えて頂きました。

まずは一番気になるショコラティエのカレーパン。
開封すると袋から溢れてくるカレーの風味。やわらかな生地と落ち着いた旨みを放つカレー。カカオのビターでほろ苦い香りをアクセントに、噛みしめるほどに生まれるコクのある旨味!一晩寝かせたかのような旨さをつくり、後味のスパイシーさに加えてチョコの美味しさもしっかり感じられる唯一無二の焼きカレーパン。

ゴディバらしさが最も楽しめそうなコロネショコラ。
保冷されて冷たい手触りの表面はやや硬く、生地に注がれたチョコレートカスタードクリームは甘さ控えめ上品でビターな味わい。
真っ直ぐ忍ばせたチョコレートバーを噛みしめるとチョコの質感が増して、モチモチとした生地の美味しさへと染めて楽しめる。ゴディバらしい美味しさに存分に浸れる、どこよりも贅沢なチョコにこだわったチョココロネ。

ここで味変として選んだのがカカオフルーツのクリームパン。
チョコレートの原料であるカカオ、実はトロピカルフルーツ!ということで、カスタードの中にカカオフルーツジュースを練り込んだもの。
生地と同様にしっとり濃厚なクリームは驚くほどにトロピカルなジュースのテイストで、鼻から抜ける香りも心地良い南国風!
甘みと香りに統一感を持たせ、カカオのイメージを一蹴する新感覚のクリームパン。

最後はふわもち生ドーナツ。
表面は油分を感じるドーナツ生地がしっとりと纏まり、冷たいチョコレートペーストのビターな香りがまず凄い!
僅かに乗っけたクランチがザクザクと小気味よい食感を演出し、高級感を感じさせるカカオのほろ苦いビターな香りが漂うように味を締める。
まさに”みっしり”という表現が似合うチョコの美味しさに満ちた特別すぎるドーナツ。

どのパンも個性的な味わいにゴディバならではカカオの美味しさを感じさせる一品揃い。

当面の間は人気を集めること必至で、ゴディバ好きにはもちろん、パン好きにも見逃せない、一度は味わってみたいデザート感覚のご褒美パン。

ゴディバの新たなベーカリーブランドとして、パンを通じてチョコレートやカカオの魅力を発信される話題の一店です』(中目のやっこさんさん)

ベルギーチョコレートのクリームパン 写真:お店から

『猛暑日にチョコパンを持ち帰るのが心配な方もいらっしゃるかと思いますが、そこはさすがゴディバ、しっかり保冷剤を入れてくださります!

4個限定となると何を買えば?と迷われるかと思うのでご参考になればと実食レポです。
この時は個数制限なしでしたので5個購入♪

★ショコラティエのカレーパン(スタート時から一人二個限定)
開発に一年以上費やしたというカカオ55%のショコラを使ったカレーフィリングを入れた焼きカレーパン。
一口いただくと確かにチョコレートの香りが広がりチョコとカレーのマリアージュを楽しめます。

★コロネ(ショコラ)453円
中にはチョコクリームと大胆にもダークチョコレートのバー入り!
食べ進むと食感も楽しく、口の中でチョコとクリームが合わさってより濃厚に。

★ベルギーチョコレートのクリームパン
軽く優しいチョコレートクリームはカスタードにカカオ55%のチョコを合わせているそうですが、
ソフトな味わいは親しみやすく、老若男女問わず楽しめるかと。

★ふわもち生ドーナッツ(ナッツジャンドゥーヤ)
ふわふわの生地の中にはローストしたアーモンドやヘーゼルナッツをいれたジャンドゥーヤペースト。
食感が何とも言えず、癖になりそう。

★タルティーヌ(ダークショコラ)
サクサクのパイ生地が軽やかで食感が素晴らしい。上のクリームはしっかりチョコレート感のある濃厚なもの。
合わせていただくとバランス良く、最後まで美味しくいただけます。

今回はゴディバらしさを体感したく、チョコレートを使った商品を中心に。
結論を言うとどれも考え抜かれていてとても美味しい。

個性的ではあるけれど、ゴディパンといえば「カレーパン」がシグネチャー!?になるかと思うので、カレーパンは是非。
それとご家族で楽しめるのはクリームパンとコロネかと。

次回も絶対買うと決めているのはクリームパン♪』(どくだみちゃんさん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香