〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鶏soba座銀 神楽坂店(東京・神楽坂)
2023年8月、飯田橋駅から徒歩3分ほどの場所に「食べログ ラーメン WEST 百名店」に選出されている大阪・肥後橋の人気ラーメン店「鶏 soba 座銀 本店」の東京1号店「鶏soba座銀 神楽坂店」がオープンしました。同店を手掛ける「株式会社銀の葡萄」の代表、壽量 健太氏は、高校時代からラーメン一筋。24歳で独立し、現在は国内外で30店舗ほど展開しています。
2014年にオープンした「鶏soba 座銀」は「大切な人を連れて行きたいラーメン店」をコンセプトに、上質なサービス、上質な空間で、体験型のラーメン店としての地位を確立してきました。鹿児島県産の桜島鶏のみを使用し、丁寧に仕込んだ濃厚な白湯をベースにしたスープは、旨味と深み、香りを最大限まで引き出したポタージュのようなクリーミーさが印象的で、味に厳しい関西の人たちを虜にしています。また、一目で同店のラーメンだとわかるトッピングの素揚げのゴボウも印象的。今回、東京でどこまで通用するのかチャレンジしたいと思い、店舗コンセプトと街のイメージがマッチする神楽坂に出店を決めたそうです。
黒を基調とした店内は、ラーメン店とは思えない、シックでモダンな落ち着いた空間。なにより清潔さを大切にしており、女性一人でも来店しやすい雰囲気です。客席はカウンター9席と、4名用のテーブルが2卓、2名用のテーブルが1卓です。
看板メニューの「鶏soba」1,000円は、桜島鶏を長時間炊いた白湯スープに、煮干しスープと鶏脂の深みが加わった旨味たっぷりの一杯。非常にクリーミーで濃度は高いのですが、軽やかでレンゲが止まらなくなるおいしさです。モッチリ食感のストレートの中細麺が、スープによく合います。低温調理された豚ロースと鶏むね肉のチャーシューは、肉の旨味がしっかり感じられ、しっとり上品な仕上がりに。同店の代名詞でもある素揚げゴボウの香ばしさや歯ごたえも良いアクセントになっています。
「地鶏醤油soba」1,000円は、北海道の知床鶏を100%使用し、旨味たっぷり。他にも、魚介を一切使わず、鶏のみにこだわった濃厚で奥深い「鶏つけsoba」1,100円、特徴のあるウイング麺で楽しむ「鶏白湯混ぜsoba」1,000円があります。全て+100円で大に変更可能です。サイドメニューには「燻製玉子」200円や「唐揚げ」(3個・300円/6個・550円)、「炙り肉寿司」350円、「チャーシュー丼」(小・300円/並・450円)などをそろえています。
歴史ある上品な大人の街、神楽坂に誕生したお洒落なラーメン店。これから人気になりそうですね。一度食べたらやみつきになるという関西の名店の味、是非味わってみてください!
食べログレビュアーのコメント
『今回は、8月7日に神楽坂にオープンしたラーメン屋さんにお伺い。
こちらは、大阪や兵庫で店舗を展開するラーメン屋さんで …… 2店舗ラーメン百名店に選ばれている。
東京初進出 …… 期待のラーメン屋さん!
私は、地鶏Sobaの並(1,000円)と唐揚げ3個(300円)を購入しました。
席は入り口付近に4名テーブルが2卓と2名テーブル席が1卓と奥にカウンターが7.8席。
私は、奥のカウンター席に案内されました。
オープンしてすぐなためか …… 従業員さんは、6.7人いる感じで …… 丁寧な接客で … 席数多めの和食屋さんみたいな感じ。
待つこと …… 10分。
地鶏Sobaと唐揚げ3個 登場(^-^)
地鶏Soba ……
見た目 ……
旨そう!透き通った感じではなく、ほんの少し濁った
濃厚な醤油スープな感じ。チャーシューも卵も美しくトッピング。麺も細麺で旨そうな感じ(^.^)
味は ……
美味しい!醤油が強いスープか⁉︎鶏の旨味もかなり感じるスープ!北海道の大自然で知床鶏100%使用の醤油鶏スープ!北海道の小麦、海藻粉末を飼料に配合しているため、臭みないらしい!麺もちょっとなめらかか細麺でスープにかなりマッチし、美味しかったです。
唐揚げは ……
自家製ダレにつけこんだ熟成唐揚げで … 衣もしっとりとしたジューシーな感じ。脂身があるカリカリな中津唐揚げとは、全然違い … 上品さが際立つ唐揚げと言った感じでタレが染み込んだ唐揚げでした … 美味しかったです。
ご馳走さまでした。
味も雰囲気も接客も素晴らしかったです。
また、お伺いいたします』(特盛ヒロシさん)
『鶏sobaに関しては・・・圧倒的ポタージュ!である(鹿児島桜鶏使用)
トロンおよびクリーミーとした濃度がポタージュを連想させる、まさに飲む鶏状態である(笑)
更に単に濃厚というだけでなく、味の強さも存在するため、もはやレンゲが止まらない状態!
一方、地鶏醤油に関しては、鶏sobaが桜鶏に対して、こちらは知床鶏ベース。
蓋を被せての提供および卵を混ぜて本領発揮など、こちらもネタ度ある逸品となる。
【総括】
ビジュアル先行型かと思いきや、全くそんなことは微塵もない、
味も確かな戦闘力を持ち合わせた、流石は大阪の名店といった一軒であった』(マーコラーメンさん)
※価格はすべて税込。