〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！
香港花園（Hong Kong Garden）（東京・葛西）
2023年6月、東京メトロ東西線葛西駅からすぐの場所に「香港花園（Hong Kong Garden）」がオープンしました。「食べログ 中国料理 TOKYO 百名店」にも選ばれているオリエンタルチャイニーズレストラン「GALLERY（ギャラリー）」の姉妹店。本場香港さながらの飲茶が楽しめます。
シェフを務める鄧 徳勝（トウ トクカツ）氏は、ウェスティンホテル東京「龍天門」、マンダリン オリエンタル 東京「SENSE（センス）」など中華料理の名店で腕を振るってきた凄腕シェフ。料理長を務めた「SENSE」では、4回ミシュランガイドの星を獲得しています。
独立後、オープンしたのが西亀有にある「GALLERY」。正統派広東料理に加えて、シンガポールなど東南アジアの料理もメニューに並び、洗練されたオリエンタル料理が楽しめる人気店となりました。
常に、香港や北京、台北など本場の名ホテルで学びを重ねている鄧さん。その鄧さんがオープンしたのが、本場香港の雰囲気そのままの飲茶専門店「香港花園」です。
店舗のコンセプトは香港のレトロな雰囲気の喫茶店。50席ほどあるテーブル席はソファ席もあり、くつろいで料理が楽しめます。清潔で落ち着いたインテリアで、家族や友人との会食だけでなく、デートやお一人様の食事にも使えそうです。
メニューはアラカルトでもオーダーできますが、いろんな種類を少しずつ楽しみたいなら「香港飲茶セットメニュー」がおすすめ。
「香港花園」名物の「よだれ鶏」が入った「本日のシェフ三種盛り」、小籠包入りの「本日のおまかせ蒸し4点心」、お任せの揚げ点心3つの「即日炸点心」。〆にはシンガポールの麺料理「ラクサヌードル」か「香港ワンタン麺」が選べ、最後にデザートが付くという盛りだくさんなメニューです。
いずれの料理もホテルクオリティで、丁寧に仕上げられた絶品ばかり。「よだれ鶏」や「レモンクラゲ」「ラクサヌードル」は「GALLERY」でも人気の高い料理。一流料理店に負けない品質の点心を気軽にいただけるのが魅力です。
ドリンクでは、香港の定番メニュー、エバミルクを使った「香港ミルクティー」が女性に人気だそう。香港を訪れたことがある人なら懐かしい味です。
ユニークなのは店外にテイクアウト専用の窓口が作られていること。香港の人気スイーツ「エッグタルト」やメロンパンに厚切りのバターを挟んだ「香港メロンパン」などを店舗に入らずにテイクアウトできます。
オープンしたばかりの「香港花園」。まだ登場していないメニューもあり、飲茶やご飯類、麺類などのバリエーションもこれから増えていきそう。ふらりと立ち寄って、本場の味と雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『マンダリンオリエンタル・センスの料理長だった鄧氏は、まさかの僻地な立地で西亀有 ギャラリーを経営されているが、今回は葛西駅前に点心メインのカジュアルラインの店をオープンされたと知って行ってみた。
日本人に食べやすく、それなりに香港らしさも残したバランス。
この手のお手軽価格のカジュアル点心の店としては、化調も少な目だし、「あり」と思う』（Fideliaさん）
『出てきた香港ワンタン麺、実にシンプル。
いかにも薄味という感じの黄金色のスープに、ボソボソして極細の香港麺、ワンタン4個、ねぎがパラパラ。
まず、スープ。とても優しいお味。
メニューに書いていた案内によれば、シェフは広東料理が得意とのこと。
広東料理の本場、香港のお味を追求されていると書かれていました。
上湯スープには手間を惜しまないらしいです。
うん、スープおいしかったです』（_smooth_さん）
