〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
らーめん 茂治(東京・外苑前)
2024年6月、外苑前駅から徒歩10分ほどの場所に、クリーミーで飲みやすい鶏白湯ラーメンを提供する「らーめん 茂治」がオープンしました。
店主の篠田 茂治氏は長年にわたり完全紹介制の比内地鶏専門の焼き鳥店「焼鶏 しの田」で大将を務めた経験の持ち主。今回のラーメン店の出店は、以前から白湯スープが好きだったことと、現在参画する「INSTYLE GROUP」の代表・西村 豪庸氏との出会い、そして彼のアイデアに驚かされたことがきっかけだったそう。「INSTYLE GROUP」は今後もさまざまな面白い事業を計画中だとか。 その一環で、「らーめん 茂治」の出店に至ったそうです。
「焼鶏 しの田」では、一つひとつの食材にこだわり、向き合い続け、その姿勢が多くの食通たちの支持を集めてきました。新店舗では、その経験とこだわりを詰め込んだ絶品の鶏白湯ラーメンを提供します。
新店舗の場所は、新国立競技場や神宮球場からも近く、緑豊かな公園や閑静な住宅街もあるエリア。あまりなじみのない地域だったとのことですが、立地と店舗内の構造、魅力溢れる近隣状況で決めたそうです。心地よい和の雰囲気が広がる空間を目指したという店内に客席はカウンター14席。まるでモダンな和食店のようなテイストは温かみがあり、シンプルな配色に清潔感があります。厨房は壁を隔てた奥に配置しているため、落ち着いて食事を楽しめます。
ラーメンは、「鶏白湯らーめん」(1,000円)、「鶏白湯醤油らーめん」(1,100円)、「鶏白湯味噌らーめん」(1,200円)など鶏白湯スープをメインに用意。 鶏白湯はしっかりと撹拌し、鶏独自のうまみを最大限に引き出しています。毎日試行錯誤しながら味をブラッシュアップしているとのこと。麺はツルッとしていてスープにもよく絡むストレートの中細麺。泡立った上品な鶏のうまみ溢れるスープは、途中でレモンを搾って爽やかに最後までおいしく味わえます。
ラーメン店なのにおいしすぎると話題になっているのが「親子丼」(上・1,350円/並・1,100円)。炭火で焼き上げた鶏の香ばしい香りが口の中で広がる、篠田氏の経験と技が光る逸品です。他にもサクサクの衣に自家製ピクルスを使ったタルタルソースがたっぷりかかった「チキン南蛮定食」(1,200円)や、ジューシーな肉のうまみが広がる「唐揚げ定食」(1,100円)を用意。サイドメニューには「ミニそぼろ丼」(500円)や「ミニチャーシュー丼」(500円)、「餃子」(5個・400円)、「ジャンボ焼売」(250円)などもあります。
今後は 期間限定のメニューにもチャレンジしていくそうで、そちらも楽しみですね。
ラーメンとご飯もの、2つをメインに地域密着型のお店を目指す新店。確かな経験に裏打ちされたここにしかない味わいを楽しみに、足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『鶏白湯らーめんと唐揚げが登場!
見た目 ……
美しい真っ白な鶏白湯スープです。
本当にキレイです。チャーシューも上品なしっとりとしたモモのチャーシューか
唐揚げもめちゃくちゃ旨そうです。秋田の比内地鶏を使った唐揚げなのか……ちょっと違う感じで……旨そうです。
味は……
上品な鶏の旨味ある白湯スープです。
高級食材を使ったスープと言った感じです。
チャーシューもスープに合わせた、しっとりと仕上げた感じで、美味しかった!
麺は、細麺のストレートで鶏白湯スープに合うツルッとした食感で美味しかったです。最後に味変にレモンを……かなり鶏スープに合う感じで、レモンかけた方が好きかもです。
あと、唐揚げにビックリでした。めちゃくちゃ美味しかった!! 薄い衣で……おそらく、比内地鶏の食べ応えのある、噛み応えのあるおいしさ……ジューシーさも半端なく、脂身もタマラナク、何個でも食べたい!!本当にビールにも最高ですし、ごはんともお供したい!!』(特盛ヒロシさん)
『鶏端麗 醤油 (1100円)
親子丼 並み(1100円)
今回は親子丼を先に着丼するようにオーダー。ラーメンも楽しみでしたが「焼鶏 しの田」直伝の親子丼も楽しみだったので先にしました。
親子丼にはスープと漬物付きでフルサイズ。トロトロ玉子と鶏肉のみで甘いタレとシンプルですが鶏肉には炭火で炙った風味がありひと手間かけている所が流石ですね。玉子もタレも白飯に絡みとても美味しく満足。スープは日によって変えているみたいですが、透き通ってあっさりした味付けでもやしと人参入りほっこりします。
食べ終わりにラーメンが着丼。きれいに盛られ見た目で美味しそうに感じる。
麺は低加水の中細ストレートでスープの絡みも良く小麦の甘さも感じます。スープは鶏メインで魚介系は入っていないようでコクもあります。醤油は何種類かの組み合わせでたまり醤油の酸味と香ばしさが出てとてもすっきりした後味が素晴らしい。具は大きめの肩ロースのチャーシューとしっとりした低温調理の鳥胸のチャーシューが2枚ずつ入っています。とても軟らかく旨味もしっかりしています。メンマも自家製かな、歯応えもしっかりしています。その他焼き海苔と薬味はカイワレと白ネギです。
流石焼鳥ほ名店がプロデュースしたお店です。洗練した内装や素材の良さ、当然無化調の後味の良さすべてが素晴らしかった。そして食材でこの価格で提供するコスパの良さときめ細かいサービスで満足でした。
そして、親子丼だけでも食べる価値はありますね。今回は食べなかった唐揚げや南蛮を次回たべたいとおもいます』(法悦さん)
※価格はすべて税込。