〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

鮨 甚江(東京・新宿)

写真:お店から

2023年5月、西武新宿駅から徒歩約1分、新宿駅から徒歩約7分のところにオープンした「鮨 甚江」は、同年に誕生した東急歌舞伎町タワー45Fにある寿司店です。カウンター正面には書道家の紫舟氏による、歌舞伎役者をモチーフにした素敵な作品が描かれています。

写真:お店から

大将の加藤聡氏は、16歳で寿司屋のアルバイトを始め、25歳で上京。ホテルや個人店で修業を積み「桜坂 加とう」をオープン、現在に至ります。
「桜坂 加とう」の運営会社が東急とお付き合いがあったことから新店舗の出店を決意。店名の「甚江」は、加藤氏の実家が営む漁業で所有する船の名前「甚江丸」から命名しました。

馬糞ウニと紫ウニを蛤出汁でいただく椀物 写真:お店から

おすすめは「ペアリングコース」45,000円。前菜から一品料理、寿司まで、それぞれの料理に合わせて、ワインや日本酒、シャンパンなど、加藤氏自らが選ぶペアリングを楽しむことができます。

写真は、コースの初めに供される「馬糞ウニと紫ウニを蛤出汁でいただく椀物」。ウニの食べ比べができる人気の一品です。
コース内では寿司のほか、火を使った魚の一品料理を提供しており、刺身や生の食材が多い寿司屋とは一線を画すメニュー構成になっています。調理の火入れに関してもこだわり、完全に火を入れず、中心に生部分を残すよう計算。これにより、食感の違いや火を通すことで引き出される風味など、多彩な味わいを引き出します。

seiji675567
出典:seiji675567さん

そして、マグロとフカヒレの組み合わせは同店のスペシャリテ。マグロの油と空気を融合させて乳化させたもので、口の中でふんわりとした独特の食感と味わいが生まれます。お皿の上の藻塩を少しずつ付けながらいただくと、マグロの甘さがより一層際立ちます。

写真:お店から

コースの前半で一品料理、後半では握りを提供。イカや白身魚からマグロの赤身やトロ、穴子や煮蛤などの煮物、巻物まで一つひとつ丁寧に仕上げた、12貫前後の寿司をゆったりとした雰囲気の中で味わえます。

写真:お店から

店内は壁一面がガラス張りになっていて、昼は富士山、夜は東京の夜景を一望できます。座席はカウンターが9席。すべての席から眺望を楽しめる、特別感のある席で極上のひとときを味わいましょう。

 食べログレビュアーのコメント

アイアンマン哲生
出典:アイアンマン哲生さん

『明るかった新宿の景色が
お食事が終わった時には素敵な夜景と変わっていました。

こちらのお店
きっとあっという間に
予約の取れないお店になるに違い有りません。

今のうちに来る事が出来てよかったです』(アイアンマン哲生さん)

akadane
出典:akadaneさん

『桜坂加とうの時から何度もお世話になってまして、今回新宿東急歌舞伎町タワーに移転されたと伺って早速お邪魔してきました。
開店3日目とあってバタバタしているかと思いましたが、大将や女将さん・厨房の方・バイトのお姉さんと連携もスムーズでした。
お鮨は加とうの頃のようにおつまみから始まって、後半握りでお酒は『ペアリング』です。

・雲丹お碗・・・シャンパンで
・ホタルイカ フキ味噌和え・・・生酒ですね
・カラスミの帆立てサンド・・・白ワインがいい感じ
・マグロとフカヒレ和え・・・貴腐ワインで
・毛蟹&カニ味噌・・・・ロゼワインで
ここから握りに, お酒は伯楽星などなど
・イカ
・生トリ貝
・タチ魚炙り・・・白ワインがでました
・マグロ中トロ
・マグロ大トロ
・コハダ・・・・日本酒 上喜元
・煮はまぐり
・穴子(まだ開店3日目なのでツメではなく塩で!)
・稚鮎(川魚ですがキモの苦みが程よく美味しかったです)
・椎茸
・かんぴょう巻
のフルコース!

毎度ですがとても堪能させていただきました』(akadaneさん)

※価格は税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希