おやつはここで決まり!
「麩嘉」の「生麩まんじゅう」
秋山さん
「麩嘉」は古くから京都御所にも麩を献上してきた京都を代表する麩屋とのことで、明治天皇が生麩が好きで、餡子を包んで作ってほしいといわれたことからこちらの「生麩まんじゅう」が誕生したそうです。生地には青のりが含まれているそうで、笹の葉を開けると香りがひろがって幸せな気持ちに。一口食べると、そのホワッとした食感に驚きます。上品な甘さのこし餡と生麩とのマッチングが素晴らしい。おいしいお茶と一緒に食べるのが最高です。ちなみに、生麩はカロリーが低く、ダイエットにも効果的だそうですよ。
夕ごはんはここで決まり!
「酒場 井倉木材」の「ヤキメシ」
秋山さん
昼は材木店で、夜は立ち飲み屋になるという、世界でここだけ?という楽しいお店です。予約はできないので、直接行って、ラッキーならすぐ入れます。並ぶこともありますが、並んででもいく価値があると思います。店の外の材木置き場での、木材を見ながら食べて飲むのは経験したことのない体験でした。とは言いつつ、店内でカウンターはやっぱり落ち着きます。「のりチーズ」「明太子もち」などのそそるメニューがたくさんあって、お酒も進みます。「ヤキメシ」がおいしすぎて、ビックリしたので、ぜひ食べてみてほしいです。
酒場 井倉木材
[京都] 丸太町(京都市営)駅 805m / 立ち飲み
3.71 241人
¥6,000~¥7,999
-
日曜日、祝日
京都府京都市上京区薮之内町77-1
お土産はここで決まり!
「いづう」の「鯖姿寿司」
秋山さん
鯖寿司は、京都でハレの日の料理として愛され続けているそうですが、「いづう」は市井のご馳走を料理人の技で磨き上げて世に送り出したというだけあって、上質で深みがあり、本当においしい。ワクワクしながら竹の皮を開いて、鯖寿司をひとつつまんで食べた時の口福感はなんとも言えません。お土産に買って帰ると、誰からも喜ばれます。 天明元(1781)年創業の「いづう」の相承する言葉「商ヒハ両手ノ内二納ムルコト」は、当方の品を独り歩きさせることなく、目が届く範囲で商う大切さを説いた家訓とのことで、その思いを感じながら食べるとまた一層おいしく感じられます。