〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

Lonich,(東京・蔵前)

こめぱん62
外観   出典:こめぱん62さん

2023年4月、蔵前駅から徒歩約3分のところにオープンした「Lonich,(ロニック)」は、今までにない新しいコンセプトのコーヒースタジオです。店名のLonich,は“Leave our name in coffee history,”の頭文字を並べた造語で、コーヒーの歴史に名を残すようなブランドになるという思いを込めて命名したのだそう。

写真:お店から

CEOの丸山伶介氏とCOOの新里龍海氏は、学生時代のコーヒーチェーン店でのアルバイトがきっかけでコーヒーの世界へ。丸山氏は大学卒業後、2017年に双日株式会社に入社。2019年から2020年までマニラに駐在し、現地事業会社のバックオフィス組織の立ち上げを経験。2022年11月に「Lonich,」の母体となる、株式会社Oriental Coffee Venturesを設立しました。

一方の新里氏は、大学在学中に休学し、中米へ渡航。スペイン語を習得し、グアテマラやコロンビアのコーヒー農園で生産を学びました。大学卒業後、キーコーヒー株式会社に入社。焙煎士として、同社ブランド商品の焙煎業務に従事。日本で300人ほどしかいない米国スペシャルティコーヒー協会の品質評価資格「SCA Licensed Q Grader」を取得しています。

写真:お店から

店内にはコース仕立てのコーヒーを体験できる「クリエイティブカウンター」と、20種類の豆から選んでドリップコーヒーを注文できる「クオリティカウンター」を設置しました。

写真は店内奥の「クリエイティブカウンター」。最高品質の豆とバリスタの技にクリエイティブな要素を掛け合わせた、常時3種類のコース(4品前後・3,500円〜・※要事前予約)を用意しています。

写真:お店から

中国と日本の素材を融合したコースや、季節を表現したコースなど、今までにない新感覚のコーヒー体験ができると早くも評判を呼んでいます。また、コーヒーの淹れ方や豆の種類、特徴など、知識豊富なバリスタとのコミュニケーションも楽しみのひとつといえそう。

写真:お店から

入り口を入って正面にある「クオリティカウンター」では常時約20種類の中から、お好きなフィルターコーヒー(800円〜)を注文できます。ブラジルやタンザニア、エルサルバドルなど各地のゲイシャ種や流通量の少ない希少なブラジルのアラモサ種、パナマコーヒーの品評会「Best of Panama」入賞ロットまで実にさまざまです。豆選びに困ったら、バリスタにご相談を。好みや気分に合わせて、おすすめのものを提案してくれます。こちらのカウンターは予約不要で、いつでも利用が可能。急においしいコーヒーが飲みたくなった時に、いつでも利用できるのがうれしいですね。

 食べログレビュアーのコメント

こめぱん62
プーアル茶×エスプレッソショット   出典:こめぱん62さん

『3種類あるCreative Courseのうち
お茶×コーヒーの日本と中国を融合したコース4,500円
をチョイス。
頂いたのは以下4つ。

1.プーアル茶×エスプレッソショット。
香りはエスプレッソなのに
お味はプーアル茶なのが不思議
早速楽しい!!

2.レモンとベルガモットを添加したエスプレッソ
×和三盆×ブラックカラントシロップ(カシス)。
これめっちゃ美味しかった!
カシスとエスプレッソが
こんなに合うのかーとビックリ

3.抽出して糖度を上げたカスタムミルク
×和三盆×エスプレッソ。
上からハイカカオのチョコを
振り掛けて良いアクセント。
めっちゃ美味しいカフェラテって感じ

4.ロースト感を抜いたコーヒー×
エルダーフラワーシロップ×ノンアルコールジン。
最後はさっぱりドリンク。
ヨーグルトとエスプレッソを掛け合わせてるのに
こんなにあっさりしてるのね。

全てが初体験で楽しかったー! ごちそうさまでしたー!』(こめぱん62さん)

apricot19921014
出典:apricot19921014さん

『初めてドリンクのフルコースを堪能させていただきましたが…大大大満足でした…!!

カウンター席は予約制で、1組に対して1名のバリスタさんが目の前でドリンクを作り提供してくださいます。
(ベビーカー持ち込みOKです♪)

ドリンク4品にチーズで4,500円と驚きましたが、飲んでみて納得。
未だかつて、こんなにも風味豊かで濃厚なドリンクを飲んだことがありません。
バーでお酒を飲むよりも、こういうお店で美味しい珈琲を飲んだ方が楽しいし有意義に過ごせる気がする…

気になったお豆も購入し、るんるんで帰宅しました。
テイストや淹れ方について詳しく記載されたレシピがお豆の瓶に付いているので、後日も楽しめるのは最高ですね!
また近々再訪します~』(apricot19921014さん)

※価格はすべて税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希