〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
茶房 オクノシブヤ(東京・代々木八幡)
パフェと並んで、人気が止むことのないかき氷。2023年4月1日、奥渋にかき氷が楽しめる和カフェ「茶房 オクノシブヤ」がオープンしました。オーナーはかき氷界の巨匠と謳われる江良 保正さん。場所はかき氷の名店として圧倒的な人気を集めた「セバスチャン」の跡地。名店が誕生する予感に、早くも多くのかき氷ファンが訪れています。
江良 保正さんは、“ガケ盛り”と呼ばれるビジュアル抜群のかき氷が人気を博す有名和菓子店でメニュー開発を手掛けてきた和菓子職人。独立後、新宿に全席個室、かき氷に特化した和カフェ「茶寮 億万」をオープン。「億万」のオープンから1年を経たずして、2店舗目「オクノシブヤ」の出店となりました。
店舗は、東京メトロ「代々木公園」駅から7分ほど、奥渋と呼ばれるエリアにあります。席はカウンター6席、テーブル8席。対面カウンター席に座り、目の前で江良さんがかき氷を作っていく様を眺めれば、いっそう心に残るかき氷となりそうです。
氷には純氷を使用。純氷とは水を丁寧にろ過し、時間をかけて不純物を取り除きながら凍らせた氷。透明度が高く、雑味がないためかき氷本来の味が楽しめます。この氷を職人の技で削り、口の中でふわっと溶け、頭が痛くならないかき氷に仕上げます。
定番メニューとして「一杯点て抹茶」「和三盆練乳」がラインアップ。「一杯点て抹茶」は、オーダーが入ってから抹茶を点てるので、濃厚で本格的な抹茶が楽しめます。
「和三盆練乳」は、自家製の練乳に和三盆糖を加えた、シンプルながらも味わい深いかき氷。どちらもあんこやフルーツなどのトッピングを追加することができ、自分好みのかき氷にすることができます。
こぢんまりとした店舗規模を生かし、季節に合わせたプレミアムな限定かき氷や、和菓子の技術を生かしたかき氷も登場する予定です。
例えば「サクラ」。マスカルミルクや生クリームあんといった優しいミルク系の味に桜ミルクや桜あん、桜ようかんと桜尽くしのトッピングがプラス。塩漬けの桜の葉も混じり、甘じょっぱい味わいも加わります。和菓子職人の江良さんならではのかき氷です。
4月12日からは平日限定でランチメニューも始まりました。脂ののった銀鮭を使った「鮭定食」や、オーダーを受けてから巻くという「だし巻き定食」などこちらもこだわりの一品がそろいます。
「お客様との“一期一会”を大切に」という思いを大切にしていきたいという「オクノシブヤ」。これからは和菓子などのテイクアウトなども予定されていて、ほっこり和む和風カフェとして広く愛される存在になりそうです。
食べログレビュアーのコメント
『今回は気になっていた
黒ごまプリン ¥1,870
をお願いしました。
黒ごま餡と黒ごまミルクをベースに中には食感の良い黒ごま煎餅、そしてトップには黒ごまプリン、すり胡麻という黒ごま好きには堪らない構成!
香ばしく濃厚な黒ごま餡が特に美味しく丁寧に削られた氷とも相性抜群!
くわえてプルンとした弾力が心地良い黒ごまプリン。
こちらも味わいがしっかりしており全体に良くマッチしておりました。
これから更にかき氷界を牽引していくこと間違いなしな茶房オクノシブヤさん。
是非また伺いたいと思います!
ご馳走さまでした』(yoshimurakeiさん)
『桜の風味のバランスが良いんだろうな〜。強すぎず弱すぎず、氷にしっかり溶け込みます
場所によって塩が効いたり、クリーミーだったり、葉の香りがしたり。
そして餡がうんまい。
甘さ控えめ繊細。作り手さんの丁寧なお仕事が伝わってきました。
お抹茶が良い意味で渋味が効き、甘くなった口の中をリセットして、またかき氷を楽しめる。最高でした』(kimi@フードアナリストさん)