〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！
Patisserie Kyohei mikami （東京・上野毛）
2023年3月、上野毛駅から徒歩15分ほどの閑静な住宅街に「Patisserie Kyohei mikami 」がオープンしました。持ち帰りのできるアシェットデセールとして、見た目も美しいフランス菓子に日本ならではの手法を取り入れた、オリジナリティ溢れるスイーツを販売しています。
グランドシェフを務める三上恭平氏は、八王子の「ペール・ノエル」で5年間研鑽を積んだ後、有名パティスリー「トシヨロイヅカ」でスーシェフを務めました。その後、スイーツ専門のコンサルタントとして活躍。新店舗では、「お客様の今日が素敵な一日となるように」というコンセプトのもと、目にした人が笑顔になるような美しいプティガトーや焼き菓子、パンを用意しています。
人気商品をいくつかご紹介。熊本産の和栗を使った「黒雛」1,700円は、日本酒と黒ビールから成るメレンゲに和栗クリームで包んだ焼き栗をのせ、竹炭が練り込まれた特製クリームをまとわせた見た目も斬新なモンブランです。口どけがよく、旨味が濃厚で、品格が漂います。イチゴとマスカルポーネ、ショコラのムース「緋月」1,600円は、岩山に登る鈍い輝きの赤い月をイメージしたそう。隠し味の梅酒や、杏子ソースに加えられた刻んだ大葉による香りの変化も楽しめます。季節のフルーツタルト「一花」1,800円〜（時価）は、週ごとに旬の厳選した最高品質のフルーツを使用。アーモンドや小麦の旨味を最大限に引き出したタルト生地に、フレッシュなフルーツが輝きます。季節ごとの新商品はInstagramで紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。
新店舗はシンプルでモダンな外見、店内は黒やグレーを基調としたシックな内装で「和」を感じる造りになっています。店舗のロゴは、型にはまらない独創的な商品を生み出すという意味が込められているそうです。
他にも手土産にぴったりな「匣菓子（はこがし）」があります。こちらはパン酵母や糀（こうじ）の力を使うことによって旨味や口どけ、食感へのアプローチにこだわったオリジナルの焼菓子の詰め合わせです。6個・8個・12個入りで販売しています。
特別感のあるスイーツは贈り物や自分へのご褒美にもぴったり。お祝い事や記念日に、美しくおいしいスイーツを楽しんでみてはいかがでしょう。
※営業日は金、土、日の13時～18時です
食べログレビュアーのコメント
『◆購入
今回いただいたのは
・一花 1,800円
・緋月 1,600円
・食パン 300円
今回伺った時は、1,000円越えのケーキしかなかったのですが、普通の？価格帯のケーキもあるようです。
贅沢にイチゴを使用した高級ケーキ。
特に、タルトは淡雪のおいしい部分をぎゅぎゅっといただける構成になっていて、酸っぱみが少なく、淡い甘さを堪能できました。エディブルフラワーとあわせておしゃれです。
てりてりな緋月もいちごベースですが、淡雪のふんわりした優しい甘さと違って、ムースで甘さをかっちりいただけるので、二つのケーキの被り感はなかったです。
ケーキの外観はとても凝っていますが、味としては尖った感じはなく、ある意味クラシカルな美味しさです。ヨロイヅカのケーキにも通じる気がしました。
この中でヒットしたのが実はパン。
塩パンは、すこしバターがジュワーとしすぎかなと思いましたが、食パンはふわふわでバター感が存分に感じられて、とってもおいしかったです』（どらりらさん）
『竹炭カラーの熊本産和栗のモンブラン、黒雛。
黒雛 1,700円
一つ一つ緻密に組み立てられた
これぞ芸術。美しい。な構造と、
それが作り出す繊細なお味がとてもよかった。
ボトムには厚みのあるメレンゲを使用しており、
分厚いからこその「シャク」よりは「ザクシャク」
みたいな強みのある土台になってる。
そしてこのメレンゲ、黒ビールと日本酒からできてて
かなり味の奥行きがあるのよ。焼菓子としてうまい。
真ん中に鎮座する目玉くらいの大きな焼き栗と
その周りのシャンティ＆モンブランクリームは
甘さ控えめで栗のお味を引き立てる立役者。
栗が大きいし、ボトムも厚みがあるからね
なかなか見た目は大きいけど中身は繊細な子なのよ。
なんか漫画のヒーローみたいだね』（さとぱん。さん）
※価格はすべて税込
