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東京で味わえる、食べ比べしたいクリスピーチキン
皮のパリッとした食感と肉のうまみが楽しめるクリスピーチキンですが、ニンニクをかけたものや、こだわりの薬味を使っているものなど、食べ比べたいものがずらり。コースで提供することが多いので、時間とおなかに余裕があるときに行きたいお店を紹介します。
1. 日本人の味覚に合わせた薬味がポイント
中国菜 エスサワダ 西麻布
大阪にある「中国菜 エスサワダ」はオープンから1年足らずでミシュランの星を獲得した話題のお店です。2020年には2店舗目として東京・西麻布に「中国菜 エスサワダ 西麻布」をオープン。オーナーシェフの澤田州平氏が総料理長を務め、本店と変わらぬ味を東京でも楽しめるようになりました。

名物料理は鶏の半身を揚げた「スペシャリテ クリスピーチキン」。日本人の味覚に合わせて選んだ、セロリ塩、五香粉、山椒、豆板醤、赤酢の大根おろし、わさび、レモンという、7種の薬味が添えられています。
驚かされるのが、肉のジューシーさです。クリスピーチキンというと皮面のパリッとした食感に注目しがちですが、真髄は鶏のうまみが凝縮した肉にあります。半身を使っているのでむね肉、もも肉、背肉と、それぞれに違った味わいを楽しむことができます。
2. 味付けしたガーリックチップスと相性抜群
一平飯店

2022年3月1日、麻布十番の外れに店を構えた「一平飯店」。そのシグネチャーメニューが「香鶏のクリスピーチキン」です。豆板醤や沙茶醬を絡めて味付けしたガーリックチップスを合わせ、コクのある味わいに仕上がっています。揚げたてを頬張れば、皮はパリッサクッの軽やかさ。噛むほどに、弾力のある身の柔らかさが心地よく舌になじみ、骨付きで揚げればこその旨味が後を引きます。
3. おかわりできるなんて最高!
港式料理 鴻禧(こうき)

虎ノ門ヒルズにほど近い路地にオープンした「港式料理 鴻禧(こうき)」。すべてのコースに提供される「脆皮炸子鶏 (クリスピーチキン)」は、おかわりもできるとのことで好評です。油を何度もかけて仕上げていくため、皮がパリッとしていておいしいです。