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〈2024 食通が惚れた店〉
みんなが再び日常的に外食を楽しめるようになった2024年。インバウンドの盛り上がりもあり、飲食業界も新しいチャレンジに目を向けた一年だったのではないでしょうか。
そんな2024年に、グルメ情報を熟知した有識者が惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は「タベアルキスト」マッキー牧元さんにお答えいただきます。
教えてくれる人
マッキー牧元
株式会社味の手帖 取締役編集顧問 タベアルキスト。立ち食いそばから割烹、フレンチ、エスニック、スイーツに居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ・テレビ出演。とんかつブームの火付け役とも言える「東京とんかつ会議」のメンバー。テレビ、雑誌などでもとんかつ関連の企画に多数出演。
2024年のベストレストラン
Q. 2024年、最も印象に残った店の一品を教えてください
A. 「KOBAYASHI」の「上海蟹と豆腐の煮込み」です
上海蟹は通常味噌や卵のうまみを強調しがちだが、蟹肉の穏やかな甘みを尊重し、豆腐の優しい甘みと共鳴させているセンスと技術に感服した。中国料理に精通したベテランにしかできない表現であり、感性である。