〈NewOpenNews〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

おにぎり ぼんこ(東京・新宿)

波乗りトニ~
店舗外観   出典:波乗りトニ~さん

1960年に大塚で創業した老舗おにぎり専門店「ぼんご」。各種メディアにもそのおにぎりのおいしさが絶賛され、行列の絶えない同店の系列店「ぼんこ」が2023年1月16日、新宿にオープンしました。評判のおにぎりを求めて、早くも行列ができています。

デイルス・マイビス
具材が並んだショーケース   出典:デイルス・マイビスさん

場所は東京メトロ「新宿三丁目」駅から徒歩3分ほどの場所にあります。店内は、本店「ぼんご」と同じくカウンター席のみ。席の前には、寿司店のようにおにぎりに入れる具材が並んだショ-ケースがあります。

デイルス・マイビス
左:「卵黄醤油漬け」350円、右:「辛子明太子」300円   出典:デイルス・マイビスさん

「ぼんこ」は、スニーカーのセレクトショップ「atmos(アトモス)」の創業者と、「ぼんご」店主の右近 由美子氏が共同で設立した会社の1号店。「ぼんご」の子どもという意味を込めて、濁点のつかない“こ”を使い「ぼんこ」と名付けられました。

大将の橋本 信伍さんは「ぼんご」本店にて、右近氏の下で10ヵ月間、みっちり修業。本店と変わらぬおいしさで訪れた人々を喜ばせてくれます。

バカ舌3等兵
左から「牛すじカレー」400円、「肉そぼろ、卵黄」500円、「すじこ」600円、「明太マヨクリームチーズ」400円   出典:バカ舌3等兵さん

驚くほど豊富な具材のバリエーションも本店と同じ。うめ、しゃけ、おかかなどの定番の具材から卵黄の醤油漬け、じゃこ生七味といった変わり種まで57種類の具材が用意されています。トッピングで2種類の具材を入れることもできますから、迷うこと必至。いずれの具材もおにぎりに合うように一工夫されています。

デイルス・マイビス
ご飯と具材が一体化しています   出典:デイルス・マイビスさん

本店直伝の「ぼんこ」のおにぎりの特徴は“握らないこと”。炊き上がった新潟県産コシヒカリに具材を入れ、お米の粒をつぶさないように海苔で包み込みます。この包み込み加減が絶妙で、口の中に入れると、ふんわりとご飯がほどけ、具材と一体化し、まるで“ご飯とおかず”を食べているかのような感覚になります。

オーダーを受けてから作るおにぎりはホカホカと温かく、通常見かけるおにぎりより大きめのサイズ。ご飯と具材を初めから終わりまで味わえるように頂点にも具材をトッピングしています。ふんわりしたご飯と具材のハーモニーを楽しんでいれば、あっという間に完食です。

vtak
テイクアウト可。できたてのおにぎりの味は格別です   出典:vtakさん

長年、多くの人に愛されてきたおにぎりが「ぼんこ」新宿店で味わえます。少し並んでしまうかもしれませんが、至福のおにぎりタイムを味わいに出かけてみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

波乗りトニ~
300円台のおにぎり2個ととうふ汁のセット。350円の商品が入ったので750円に   出典:波乗りトニ~さん

『300円商品2個とお味噌汁が付いたランチセット(700円)を、「明太マヨネーズ」と「卵黄の醤油漬け(+50円)でオーダー!

作り置き無しのオーダー後に手作りです、新潟産コシヒカリをふっくらと炊き上げ、拳大の大きさをマナ板に乗せて、真ん中に窪みを作り、たっぷりの具材を置き、優しく固めます。

「ご飯とオカズ」がコンセプトと言う通りに具材がたっぷり。口に入れると、ホロホロっとほどけていくのです。(^^)』(波乗りトニ~さん)

gozeera
「筋子 鮭トッピング」650円、「おかか」300円   出典:gozeeraさん

『お米は本店ぼんごと同じ岩船産コシヒカリ。
お米のツヤ、粒立ちが、やはり違う。
粒の大きさが目立つコシヒカリですが、それを潰さず、米の形を維持したまま積み上げたのが、ぼんごのおにぎり。
お米の粘り、甘さ、ふっくら感が大事にされ、食べると口の中でおにぎりがふわっとほどけます。

ぼんご名物の筋子と鮭トッピングの王道の組み合わせ
筋子はぼんごの具そのものです。プチプチ感、塩気、トロみがやはり美味い。

おかかは塩っぱめです。
トッピングでチーズとか加えても美味しいと思います。』(gozeeraさん)

※価格はすべて税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子