〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

鮨 花車(愛知・名古屋)

写真:お店から

2022年11月に名古屋駅から徒歩2分ほど、名鉄名古屋駅から徒歩1分ほどという駅からすぐの場所にオープンした「鮨 花車」は、東京・銀座の「鮨 あらい」がプロデュースする寿司店です。「鮨 あらい」と言えば「銀座 久兵衛」や、四谷「すし匠」といった名だたる名店で修業を積んだ新井祐一氏による人気店。「食べログ 寿司 TOKYO 百名店」にも選ばれていて、今や予約の取れない店となっています。そんな名店仕込みの寿司が名古屋で食べられるとあって、オープン間もなく食通たちが訪れています。

写真:お店から

開業したのは国内最高峰の牛肉を扱っている雪月花グループ。「肉師」と呼ばれる田中 覚氏が、自身の寿司好きが高じて新たに寿司業態に乗り出したそうです。寿司を握るのは兵庫県出身の大将・横田廣義氏。同店の開業のため「鮨 あらい」で修業をし、学んだ江戸前寿司の技術で新たな寿司文化を名古屋で提案します。

写真:お店から

立派な暖簾をくぐると、店内には赤い絨毯が敷かれ、美しい白木の一枚板のカウンターに客席は8席のみ。インテリアデザイナー森田恭通氏による高級店らしい美しく贅沢な設えに、入店直後から期待が膨らみますね。

写真:お店から

寿司ネタは全国から厳選した魚介を取り寄せ、また伊勢湾や三河湾などの地元からもふんだんに仕入れて、同店ならではの江戸前寿司に仕立てています。つまみは一級の食材を一品一品丁寧に仕込み、食材の旨みを引き出した逸品ばかり。横田氏の技が光る洗練された握りは、言わずもがなゲストを笑顔にするおいしさです。シャリはもちろん「鮨 あらい」直伝の赤酢のシャリで、厳選された銘柄米の口の中でふわりとほどける食感が楽しめます。

写真:お店から

コースは「昼のおまかせ」25,300円と「夜のおまかせ」33,000円。つまみ9品ほどと、握り13貫ほどで構成されています。昼は12時から、夜は18時からと20時半からの2部制で、すべて一斉スタートになります。
名店が手がける味とおもてなしを堪能できる新店。大切な人との食事や記念日など、ハレの日の利用には早めの予約がおすすめです。

食べログレビュアーのコメント

写真:お店から

『握りの方は、オープン当初から美味しく頂けましたが、この日は更にシャリ自体のキレが良くなってる感じで、以前にも増してネタとの相性が良く感じられ、とても美味しく頂きました。私的には名古屋でもトップレベルの味だと思います。

なお、この日頂いたもので特に印象に残ったものは下記の通りです。

「クエ」
噛む程に味わい深く頂けました。
「剣先イカ」
厚みのイカは、切り込みを多数入れてるのでネットリと甘いです。
「春子」
身厚に切り付けた春子です。
「高知の縞鯵」
プリプリの食感が何とも言えません。
「大とろ」「背とろ」「赤身」
鮪はどれも脂ののりが良くシャリとの相性もバッチリで絶品です。
「天草の小鰭」
以前より〆の度合いを強めにしており更に食べ易くなってました。

とても楽しいひと時を過ごす事が出来ました。また是非伺いたいと思います。』(pateknautilus40さん)

写真:お店から

『お昼のお決まりのコースをいただきました。
飲み物はノンアルコールビールで。

鮪は、やま幸の大間142.2と噴火湾157.8
それぞれ、延縄と定置です。
マグロはかなり良いのを回してもらっているのではないかと思いました。

つまみは、お馴染みな品々が多く、特に鯖巻きは安定の美味しさですね。
あん肝に奈良漬もなるほどなるほどな組み合わせ。

握りは、手巻きかなと思ったら細巻きでこちらは名刺代わりに。
マグロの握りはやはり美味しかったです。

個人的に二時間かからずに終わったのはかなり好印象でした。
ごちそうさまです。』(すばる@名古屋さん)

※価格はすべて税込

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香