〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
Pâtisserie PAROLA “TOKYO SKYTREE TOWN Solamachi”(東京・とうきょうスカイツリー)
2022年9月、とうきょうスカイツリー駅から直結の商業施設「東京ソラマチ」30Fにオープンする「Pâtisserie PAROLA “TOKYO SKYTREE TOWN Solamachi”」は、フランス⼈パティシエ・Alexis Parola氏が作るデセールを提供・販売するパティスリーです。
Parola氏はフランスのブルターニュ地方出身。チーズ農園を営む家で生まれ、新鮮な乳製品を使った自家製スイーツに親しんでいたため、製菓に興味を持ち、パティシエの道を選んだそうです。
デセールは、Parola氏の愛するフランスと⽇本をフュージョンさせた芸術性の高い逸品ばかりです。デセールを通じて、フランスの⽂化や味を知ってもらい、Parola氏の視点から⾒た⽇本の素敵な⼀⾯も感じて欲しいという思いが詰まっています。2号店である同店は、ゲストに⾮⽇常とゆったりとした時間を提供できるよう、ラグジュアリーな空間に仕上げたそうです。
ターコイズブルーを基調にしたホテルのラウンジを思わせる店内は、高さ150mからの絶景を見ながらくつろげる非日常空間。優雅な気分でデセールを楽しんだり、ランチ、ディナータイムには、シェフの出⾝地である本場フランス・ブルターニュのガレットをアラカルト・コースで堪能できたりします。
まるでアート作品のようなスペシャリテ「洋梨のトロンプ・ルイユ」は、国産の洋梨とフランボワーズのジュレを包んだ洋梨のムースを厚さ1mmのホワイトチョコでコーティングした一品。洋梨の豊かな⾹りと優しい⽢味、フランボワーズの酸味とのマリアージュ、またクランブルのザクザクとホワイトチョコのパリパリの⾷感も楽しめます。
個性派のデセール・セイボリーを盛り合わせた「カフェ・グルマン」は、旬の⾷材をふんだんに使っています。「グルマン」は「食いしん坊」という意味で、色々なデザートを試したいスイーツ好きにおすすめ。秋はキノコに⾒⽴てたデセールをはじめとする、季節を堪能できる個性派デセールやセイボリーが並びます。
同店では、販売する焼き菓⼦すべてにブルターニュ産の発酵バターを使⽤しています。店頭のショップでは、カリッとした食感にもっちりとした生地が癖になるカヌレや、フィナンシェなどの⼈気焼き菓⼦に加え、今回初登場となるレーズンバターサンドも販売します。
レーズンを贅沢に使⽤して、ラムとブランデーをしっかりきかせた⼤⼈のレーズンバターサンドは、ティータイムやお酒のお供、手土産にもピッタリ。
人気店になりそうな予感しかしない高層階のパティスリーで、大人のデザート時間を過ごしてみてはいかがでしょう。