甘辛タレが染みたサクサクとんかつがうまい! 卵でとじないかつ丼

「海老山」という名前もあり「海老かつ丼」を注文する人が多いそうだが、同店の「かつ丼」も見逃せないおいしさがある。

「かつ丼」 1,000円

丼のスタイルは「海老かつ丼」と同じで、とんかつの下に卵を敷き、上から「海老かつ丼」にも使われるタレをたっぷりとかけている。カラリと揚げられたとんかつの食感そのままを楽しめるスタイルだ。

丼からはみ出しそうなとんかつのビジュアルが食欲をそそる

とんかつは厚みがほどよく、卵、ご飯を合わせて食べるのにちょうど良い。衣にジュワッと染みた甘辛タレは、ジューシーな豚肉の旨みを引きたてるだけでなく、白ご飯との相性が抜群。衣によくタレが染みているせいか、より濃厚にタレの旨みを感じ、ご飯とのマッチ度は「海老かつ丼」より増しているように思われた。

食べ終えるとまた食べたくなる、やみつきになるおいしさ

注目の“ヒガシブ”で人気の店となりそうだ

丼メニューの他に「おしんこ」と「瓶ビール」も用意されている。甘辛タレ味の海老かつはビールのつまみにもぴったり。かつをつまみに一杯飲み、丼で〆るのも楽しい。

「エビや豚の産地や銘柄などにはこだわらず、一つの丼の中で、エビまたは豚、卵、ご飯が一体となったおいしさを楽しんでほしいですね」と語る光山さん。サクサクと最後まで香ばしいかつ、素材に寄り添い、卵とご飯との相性抜群な甘辛タレ。これらの絶妙なバランスがやみつきになるおいしさを生む。

食べ終わって、数日経つと「ああ、また食べたいな」と思うこと必至。気になる人は訪れてはいかがだろう。

※価格はすべて税込です。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

取材・文・撮影:小田中雅子