オープンから3ヶ月。早くも地元に愛されている店

Letheは、南仏で星付きのレストランで研鑽を積んだ菅又シェフが夫婦で営んでいる。
雷門からもほど近く、同じ建物には人力車の乗り合い場所があり、隣はホテルと観光地のど真ん中だが、実際の客層は周辺の住民が多い。夜になるとディナーだけではなく、軽くお酒とつまみが楽しめる、使い勝手の良い店だ。
オーナーシェフ夫妻の人柄を反映した落ち着ける店内

店内はカウンター席のほか4つのテーブル席があるが、菅又シェフ夫妻の朗らかな人柄も店の魅力のひとつであることから、会話のしやすいカウンター席は早めに埋まってしまう。
最近では満席になるタイミングも増えてきているので、訪れる前に一度確認するといいだろう。
サービス精神満載のボリューム加減

同店の特徴のひとつに、盛りの良さがある。1つのポーションの量が多く、2~3名で行ってシェアをしてもかなりしっかり食べることができる。これは「フレンチでお腹いっぱいになってほしい」という菅又シェフのこだわりだ。そして「ついついボリュームが増えてしまうんです。そのうち怒られるかも」とちらりと奥さんを見る茶目っ気が、この店の朗らかな雰囲気を表している。
なお、1人で色々な料理を楽しみたい場合は量を減らしてもらうことも可能なので声をかけるといいだろう。
一皿の量が多いだけに、気になる料理を一度の訪問で食べることは難しい。何度も通って、色々な料理とワインを楽しみたい。
【本日のお会計】
■食事
・鰯のマリネ 1,580円
・ブイヤベース 3,980円
・牛肉のラグーソース 1,600円
・グラスワイン 870円×2
・テーブルチャージ料(パン代) 550円×2
合計 10,000円
※価格はすべて税込