3. いぶし銀の技と抜群のコストパフォーマンス!「廻鮮寿司 すし松」
父親が経営する寿司店で修行をしたオーナーが松戸に店を出したのは20年以上も前のこと。以来、地元に愛される回転寿司店として人気を博してきた。
一番の魅力は寿司のクオリティとお値打ち感抜群の価格設定。
たとえば、一番人気の「まぐろ3種盛り」は大トロ、中トロ、赤身の3貫で550円。以前、オーナーに話を聞いた時に「マグロは少しでも身に筋が残っているとレーンから取ってもらえません。品質に関しては立ち寿司時代よりも回転寿司の方が気をつかいます」とおっしゃっていた。品質も老舗マグロ問屋から仕入れているだけあって、コストパフォーマンスは抜群。2皿、3皿と食べるお客さんも多いと聞く。
「ジャンボほたて」はかつてデカネタ寿司路線を歩んでいた頃からの人気商品。10年以上も値上げをせずにこの価格で頑張っている。デカネタも江戸前にはない回転寿司ならではのニーズであると気づいたオーナーが大事にしてきた寿司である。
冬の時期は白子、あん肝、牡蠣の3種盛り軍艦が人気。3種盛りは200円台、300円台の商品も揃えてあり、これもお得感が抜群だ。
店内の温かみのある雰囲気と寿司に人気の秘密がすべて凝縮されている愛すべき回転寿司店。暖簾をくぐるたびにほっとした気持ちになるお客さんも多いことだろう。