看板商品「ネギ塩俵ロース」は、たくさん注文するほどお得に!?

「ネギ塩俵ロース」は1個528円で、10個だと4,180円になり1個あたり418円に! 注文数が増えるほど1個あたりの価格が下がるので、まとめての注文がベター

不動の一番人気「ネギ塩俵ロース」だが、実は2016年の開店時からメニューに載っている。しかし、ある日お客さんから「並べるのではなく、積んでみては?」とアドバイスされて盛り付けを変更すると、類を見ないビジュアルがSNSで拡散。あっという間に週末は遠方からも同商品を目指し、若い世代のお客さんが訪れるようになったそう。

コロコロと転がしながら網脂を香ばしくするイメージで焼くとおいしく焼ける。中は刻みネギなので、シャキシャキ感が残る半生でOK

網脂や刻みネギを使って端肉を有効利用したメニューのはずが、現在は端肉だけでは提供が追いつかないため、ロースを使用して数量も1日50個限定にしたというエピソードも興味深い。

焼き上がったら、肉と一緒に提供されるポン酢にくぐらせてパクリ。ひと口では難しい大きさなのも食べごたえ満点でうれしい
 

森下右子さん

目を引くビジュアルや盛り付け方に驚き、焼いている間はコロコロと楽しく、いざ頬張れば大満足のメニュー。香ばしく焼けたロース&網脂のジューシーさを、半生シャキシャキのネギが引き立てており、ポン酢と相まってさっぱりと食べられます。

「生タン 厚切り」1,408円。タン元と呼ばれる根本から3〜4cmの部分を1人前100g使うため、1本から2〜3人前しか取れない
 

森下右子さん

ややレア目に焼き上げ、ハサミでカットしてからレモンでいただく人気商品。タン元はあまり動かさない部位なので脂乗りが良く、さしずめタンの大トロ。このボリュームでこの価格なのにも驚きです。

自慢の内臓系、朝挽き生ホルモンを使う「とんちゃん」も必食

味噌ダレが焦げる香りで一杯飲めそうな「とんちゃん」308円。1人前150gとたっぷり! もちろん白飯との相性も申し分なし

映えるものが注目されがちだが、実はこの店では内臓系も外せないメニュー。特に人気なのが「生とんちゃん」で、鮮度抜群な豚の小腸に店特製のタレを揉み込んで提供される。きれいに掃除がしてあるのでくさみがなく独特な歯ごたえがたまらない一品だ。豚以外にも脂ブルブルの「牛生ホルモン」(638円)や数量限定の「牛レバー」(858円)など、豊富に揃っているのでぜひ注文してほしい。

はっきり残るヒダの具合から鮮度の良さがうかがえる。透明感のある薄ピンク色もきれいに掃除がしてある証拠
 

森下右子さん

飲みながらチビチビつまみたいホルモンは安価で量が多くてうれしい! 味付けは「味噌」と「辛」があるのでお好みの方をどうぞ。他にも、ロースターからはみ出るサイズで1枚200gのボリュームがある「大判カルビ」(1,518円)や、お肉がゴロゴロ入った「牛縁ガーリック肉飯」(748円)などもおすすめなので、食べてみてください。

※価格はすべて税込

※本記事は取材日(2021年12月28日)時点の情報をもとに作成しました。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認ください。  

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

撮影:間宮 博
文:森下右子