〈食通が占う、2025流行る店〉

パリオリンピックの開催もあった2024年。さまざまな国の食事情や食品ロスについて、目を向ける機会にもなったのではないでしょうか。新たな食体験に感謝しながらできることを続けていく、2025年もそんな優しい社会になりますように!

そんな願いも込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2025年注目の「ブレイクしそうな店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

今回は、4,000軒以上のカレー店を食べ歩いてきたカレー細胞さんにお答えいただきます。

教えてくれる人

カレー細胞(松 宏彰)

兵庫・神戸生まれ。国内だけでなくインドから東南アジア、アフリカ南端、南米の砂漠まで4,000軒以上を食べ歩き、Web、雑誌、TVなど各メディアでカレー文化を発信し続ける。「ジャパニーズカレーフェスティバルin渋谷」「東京カレーカルチャー」などイベントプロデュースも多数。TBS「マツコの知らない世界」ではドライカレーを担当。Japanese Curry Awards選考委員。食べログアカウント:ropefish

2025年のブレイク予想

Q. 2025年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「SPICE 7」です

golde53
「スルガブラック シーフードカリー」   出典:golde53さん
 

カレー細胞さん

食通が集う街・三島で食通を唸らせるカレー店。「旅先で何故カレー?」という疑問すら必要ないほどに魚介や野菜といった地元食材を使用。そして圧倒的な料理クオリティ。実は東京から新幹線で1時間かからずに行ける利便性で、グルメ旅の目的地となり得るカレー名店です。

アンダー3,000円のお手軽グルメ

Q. 2025年に〈ブレイクしそうな3,000円以内のグルメ〉は何ですか?

A. 「スパイス欧風カレー PAIKAJI」の「PAIKAJIカレー」2,000円です

ぴーたんたん
「PAIKAJIカレー」   出典:ぴーたんたんさん
 

カレー細胞さん

スパイスカレー、欧風カレー、洋食カレー、カツカレー、ご当地カレー。そのすべての要素を併せ持った画期的一皿。石垣島から2024年に東京進出、元フレンチシェフが4日間かけて作る洋風だし(フォン)の味わいに、島のスパイス「ピパーツ」そしてパインの南国感。さらに職人技で作るハンバーグを揚げた(!)「バーグカツ」、肉感たっぷりのラムポークキーマがあいがけと、カレーに求めるワクワク感が詰まった逸品なのです。

※価格は税込です。

※アンケート内容と「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

文:カレー細胞(松 宏彰)、食べログマガジン編集部

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!

https://www.instagram.com/tabelog/