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峯村康資氏のおすすめ5軒
峯村氏に行きつけの店を挙げていただいた。前出の藤本さんの魚をふんだんに楽しめる愛媛の寿司店、選び抜かれたホルモンの店、そしてしっかりと食べ応えのあるハンバーガー店など幅広いジャンルの店をご紹介する。
ランチのおすすめ①パン家のどん助
峯村氏のランチのおすすめ1軒目は「パン家のどん助」。以前経営していたビストロの近くにあった店。地元で愛されるカジュアルなパン屋で、ご夫婦ふたりで何十種類ものパンを手作りしている。店の雰囲気もパンの味もほっこりとやさしい。
「朝から晩までずっと働いていて頭が下がりますよ。人として尊敬しています」と峯村氏。今でも月に一度は立ち寄るそうだ。
・メンチカツバーガー、オレンジとチョコのデニッシュ 予算:1,000円以下
ランチのおすすめ②ALDEBARAN(アルデバラン)
「蒼 西麻布」の近くにあるグルメハンバーガー店。ふらっと行ける距離にあり、無性に食べたくなったときに足を向ける店だそうだ。
パンはガリッと焼いてあり、和牛パテは肉々しい。そこに甘辛いソースが絡み、濃厚な味付けで食べ応え十分なハンバーガーだ。
「引きが強い味で、食べた後はしばらくいいかなと思うんですけど、少し経つとまた食べたくなるんですよね」
・リアルバランバーガー、リアルライスバーガー 予算:3,000円以下
ALDEBARAN
[東京] 六本木駅 420m / ハンバーガー
3.81 681人
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
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東京都港区西麻布3-2-9サンライズ六本木地下1階
ディナーのおすすめ①あか吉
「あか吉」は峯村氏が惚れこむ前出の漁師、藤本純一さんの地元愛媛にある寿司店だ。藤本さんの魚を存分に楽しめる店で、2カ月に一度峯村氏が藤本さんのもとを訪れると、必ず一緒に足を運ぶという。
「あか吉」には藤本さんの魚に惚れこんだ料理人たちが全国から集まってくる。そしてそこで厨房を借り、お互いにさまざまなジャンルの料理を作り合うのだ。峯村氏にとって特別に楽しい時間がそこにはある。
「あか吉」の寿司はどれを食べてもおいしい。しかも寿司屋でありながら、違うジャンルの料理も楽しむことができるのだ。「あか吉」の店主について峯村氏はこう話す。「いろんな料理人の技を盗んで勉強してるから、行く度にレパートリーも増えてるんですよね」
峯村氏のお気に入りは、「清蒸(チンジョン)」(季節により魚がかわる為、時価)。蒸しあげた魚の上に中華風のタレと熱々の油をかけた料理なのだが、これがまた格別なおいしさなのだという。
・カウンター おまかせ料理 予算:15,000円〜
ディナーのおすすめ②ホルモン焼 婁熊東京(るくまとうきょう)
店に通い始めたのは料理の先輩と訪れたのがきっかけとのこと。以来、月に1回は通うというお気に入りの店だ。
ホルモンというと一般的に味付けが濃く、化学調味料の使用も多い。だが「婁熊東京」は選りすぐりのホルモンを仕入れており、化学調味料も不使用なのでホルモン本来のおいしさを楽しむことができるのだ。
峯村氏が特に気に入っているのはブランド豚「天城黒豚」のホルモン。そのおいしさはほかの豚とは一線を画しているそうだ。店の雰囲気はカジュアル感もあるので、4人位でワイワイ食べるのにおすすめだ。「食べることが好きな人にぜひ行ってほしい店」と峯村氏。
・新鮮豚ホルモン盛り合わせ、天城黒豚ロースの炭火ローストポーク 予算:10,000円以下
ホルモン焼 婁熊東京
[東京] 恵比寿駅 405m / ホルモン、焼肉、もつ焼き
3.73 417人
¥8,000~¥9,999
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日曜日
東京都渋谷区恵比寿西2-3-5 ISHII BLDG B1F
ディナーのおすすめ③とり茶太郎
ただの焼鳥屋と思うなかれ。何種類もの鳥肉を操り、焼鳥だけでなくツマミ類も秀逸という「とり茶太郎」。その人気はかなりのもので予約は数か月待ちなのだとか。
峯村氏が特におすすめの絶品メニューは次のふたつ。ひとつは「手羽詰め山椒飯」。鶏の手羽先に山椒ご飯を挟んで焼いた一品だ。
そしてもうひとつの逸品は肉詰め椎茸(別名:たぬき)。丸々1個の椎茸に鶏つくねを詰めて焼いたものだという。まさに鳥のおいしさを味わい尽くせる店と言えるだろう。
・焼鳥、手羽詰め山椒飯、肉詰め椎茸 予算:10,000円以下