〈食通が占う、2022流行る店〉

新型コロナウイルスによる混乱は続いたものの、少しずつ希望の光が見え始めた2021年。2022年は、思い切り外食を楽しめる一年になりますように!

そんな思いを込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2022年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

食べロググルメ著名人の川井 潤さんがおすすめする注目の店とは?

教えてくれる人

川井 潤
料理の鉄人ブレーン(1993年~99年)。(株)博報堂DYメディアパートナーズを退職後、現在は食品メーカー、新聞社、IT関連企業、テレビ制作会社等のアドバイザーを務める。ここ数年は、地域や食のため、料理人の地位向上のために、日本のみならず海外でも活動中。食べログフォロワー数No.1レビュアー(2022年1月現在)。

2022年のブレイク予想

Q. 2022年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「RISTORANTE&BAR E’VOLTA(リストランテ&バー エボルタ)」です

メニューの一例
メニューの一例   写真:お店から

元「サローネ」グループの統括料理長の高見博史シェフが率いる味は、スペシャリテの「ラビオローネ」をはじめ、高度なレベルの料理がアミューズからドルチェまで続く。

川井 潤
ラビオローネ   出典:川井 潤さん

さらに価格もお手頃、ホスピタリティも良い。2021年は2度ほど訪ねたが、使い勝手も良かった。

Q. 2022年に〈ブレイクしそうな2,000円以内の料理〉は何ですか?

A. 「東京豚饅」の「豚饅」(1個 200円)です

川井 潤
豚饅   出典:川井 潤さん

2021年11月の終わりにオープンして以来、毎日売り切れ続出。なかなか今は手に入りにくい。「551蓬莱(ゴーゴーイチホウライ)」の創業者のレシピを忠実に、一緒に生活していたお孫さんが再現。匂いは大阪ほどなく、上品な味わい。

川井 潤
東京豚饅   出典:川井 潤さん

551との比較という話ではなく東京の肉まん、いや日本の家庭で食べる肉まんの代表になりそうな予感すらする。その他、小さめサイズの「XO蝦(えび)豚饅」「黒胡椒豚饅」も絶品。

※価格は税込

※アンケート内容と「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:川井 潤、食べログマガジン編集部