〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鮨処 一石三鳥(東京・汐留)
これまで「住所非公開」や「完全会員制」といったクローズドなスタイルで店舗を展開してきた「一石三鳥」グループが、2024年3月20日に新たな寿司店「鮨処 一石三鳥」を新橋に開店。今回は誰でも予約が可能な、オープンな営業スタイルで、開店したばかりにもかかわらずさっそく予約殺到の話題店として注目を浴びています。
東京・大阪に系列店舗を展開する「一石三鳥」グループの8店舗目となる同店。“お客様の記憶に残る飲食店”をモットーに、既存店にはないアプローチで客に驚きや楽しさを提供してくれる店づくりが毎度評判ですが、今回もその一石三鳥らしさが満載です。
まずはコスパ。昨今のブームと食材の高騰で高級化が青天井の“寿司”ですが、上質な寿司を圧倒的コスパで提供しています。なんと、「おまかせコース」が8,800円(18品)という破格の値段設定に。「お客様に安価で高級寿司を食べていただきたい」という思いから、自社で仲卸業を立ち上げ仕入れの中間コストをカットし、低価格での提供を可能にしたのだそう。
魚の品質にも抜かりなく、生きた状態の魚に海中神経締めと船上神経締めを施し、血抜きと冷やしを十分にしたものを漁師から納品。獲れたて直送にこだわった、鮮度・おいしさともに最上級の魚を扱っています。
マグロは高級寿司店御用達の仲卸「やま幸」からの仕入れ。一番人気の「一石三鳥コース」13,000円(23品)では、「やま幸」の赤身と中トロの食べ比べも楽しめます。
お酒は寿司と相性抜群の日本酒をメインにそろえ、日本酒に精通している寿司職人が銘柄を厳選。お好みで半合からオーダーが可能ですが、おまかせコースにスペシャルペアリングのプラス(16,000円)も好評です。
店内は和の趣と温かみが伝わるモダンな空間に、席はカウンターのみの13席。大人な雰囲気はデートや会食にも最適。板場には確かな技術と知識を有する星付き店出身の職人が立ち、こだわりの寿司ダネを極上の握りへと昇華させます。
「『職人たる前にサービスマンであれ』をモットーに、無口で頑固な職人像を払拭。最高の食材を前に、職人との会話に興じながら寿司を楽しんでください」とオーナーが話すように、「堅苦しい」「ハードルが高い」といった伝統的な寿司店のイメージを一新し、上質ながらもカジュアルに“高級寿司”の味わいとサービスを体感できます。
高級化の一途をたどる、東京の寿司バブルに一石を投じる「鮨処 一石三鳥」。予約困難店になるその前に、足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『この日は一石三鳥コース 13000円をいただきました。
握りは13品プラスたまご。
個人的にはねっとりした白エビとふわふわの穴子が美味しかった…
そして大トロ…
口で溶けて無くなっていきました。
歯いらないですー!
締めのたまごは見た目が芋羊羹みたい!
てんさい糖が入っていることで甘みがすごい!
食感は硬めのプリンみたいな感じデザートのようでした。
最後にしじみ汁が出てきますがこれも絶品…
全てにおいて大変美味しくいただきました』(shioriiinrinさん)
『やま幸マグロを含む鮨コースをハイコスパで楽しめると予約殺到中の、一石三鳥グループ新店舗。
オープン早々、なんとか予約を取ることができて伺ってきました!
飲食店へのクラウドファンディングの世界記録樹立したそうで、益々予約困難になりそうな雰囲気ですが、実際行ってみてそれも納得のクオリティでした。
握りの中でも、やはりやま幸のまぐろは間違いない美味しさ。握り始める前にまな板にずらりと並べてパフォーマンス的に見せてくれるのも楽しくて良かったです。
その他のネタについてもこの値段ながら手を抜いている印象は全くありませんでした。トリミングも丁寧で、特に金目鯛とイサキがおいしかったです』(chiffononさん)
※価格はすべて税込・サービス料(10%)別。