〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
立喰い鮨 浩也(東京・大門)
2024年3月8日「立喰い鮨 浩也」が大門に開店しました。予約困難店で知られる「鮨 浩也」がオープンしたハイクオリティな立ち食い寿司店です。
![店舗外観](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_dd3f1e59cfda3fa75165e74e3c816a71.jpg)
「鮨 浩也」の大将、本橋 拓也さんは日本橋にある創業130年以上の老舗江戸前寿司店にて寿司職人の修業をスタート。その後、日本料理店などで研鑽を積み、銀座に本店がある寿司店のシンガポール支店で腕を振るいます。帰国後、満を持して2020年、浜松町に「鮨 浩也」をオープンしました。
![寿司や日本料理店で磨いた技が光る寿司](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_8185b985f9f98d37a3a0fb94cbeb0dc9.jpg)
和の洗練された空間でいただけるのは、熟練した技術で素材のおいしさを引き出した、創意工夫あふれる寿司やつまみ。器にもこだわったビジュアルも美しい寿司は、たちまち美食家たちの心をつかみ、「食べログ 寿司 TOKYO 百名店」に選出され、予約困難な店として知られるようになります。
![店舗内観](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_42204534848235ea2f0fbe47b96cdaf1.jpg)
そんな素材にこだわり抜く高級寿司店の味を、手頃な価格でカジュアルに楽しんでもらおうとオープンしたのが「立喰い鮨 浩也」です。
場所は都営地下鉄大門駅のほど近く。紺地に店名を白抜きした粋なのれんが目印。清々しい木のカウンターや違い棚、丸窓などが伝統的な日本家屋を思わせ、大人が落ち着ける空間になっています。席は9名とこぢんまり。予約できますが、飛び込みでも対応可能とのこと。ぶらりと訪れて、おいしい寿司が楽しめるのもうれしいですね。
![「厳選7貫セット」5,500円](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_c68710ff48460b0b00ca187466a24f28.jpg)
立ち食いというカジュアルなスタイルながら、毎朝市場に足を運び、確かな目利きで厳選した旬の素材を使うなど「鮨 浩也」ならではのクオリティはそのまま。米、酢、ネタのすべてにこだわった寿司を楽しむことができます。メニューはおまかせも用意されていますが、アラカルトで好きなネタを自由に注文することができます。今日はどのネタを食べようかと迷うのも楽しいですね。
![断面萌えの「鮪のシュラスコ巻」はSNSでも話題](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_2b24522f37034a0309833924a9099af7.jpg)
おすすめは「厳選7貫セット」。その日、一番おいしいネタをセットにしたメニューで、「浩也」自慢の寿司を堪能できます。オープン記念で登場した「鮪のシュラスコ巻」は煮切り醤油に漬け込んだマグロを目の前で切り分け、ミルフィーユ状に重ね、太巻きにしたもの。赤身、中トロなどのマグロの大きな塊を串刺しにし、シュラスコのように目の前で切り分けるパフォーマンスは、歓声が上がること間違いなしです。
![自称独り者グルメ](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_1e51fed8ca53451e7233c0d19726c28c.jpg)
寿司と相性がぴったり合う日本酒などのドリンクも充実。日本酒は唎酒師が監修した約30種類がラインアップされています。
リーズナブルな価格で高級店クオリティの寿司がいただけるとあって、早くも人気を集めています。予約困難になる前に訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
![自称独り者グルメ](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_fa325105f5d1d6c58c4c6f29d8bdd2b8.jpg)
『この日いただきましたのは、税込5,500円のおまかせ7種。
①中とろ
まずは静岡県下田産延縄148.8kg、キタニ水産の鮪、中とろからスタート。
脂ノリノリで、赤酢のシャリとの織り成す味わいを美味しくいただきました
②真鯛
白身の上品な旨味を楽しませていただきました
③帆立昆布〆
帆立の昆布〆は珍しいなと思いつつ、美味しくいただきました
④いわし
小さな身に蓄えた脂、美味しいですね
⑤赤身
美しい赤身、ほんのりとした酸味を楽しませていただきました
⑥小肌
独特なフォルムの小肌、絶妙な〆加減で美味でございました
⑦ミルフィーユ巻
鮪のとろや赤身を鉄串に刺し、シュラスコの肉のようにそぎ落とし、それを巻物にするというスペシャリテ これはテンションが上がる、間違いのない美味しさが広がりました』(自称独り者グルメさん)
![たべえ](https://magazine.tabelog.com/uploads/2024/04/640x640_rect_562e9c789408a98076c32fa781d44eec.jpg)
『本日の「厳選7貫」は大とろ 蛇腹、たい 八丈島のレモンと塩で、こはだ 緩い〆加減
普段は中とろだそうですが、この日は特別に大とろだそうです。
こはだは皮目を内側に身を表側にした変わった握り方でしたが、スタッフさん曰く、小肌の身の甘さ柔らかさを感じて欲しいそうです』(たべえさん)