3. 道東きっての高級回転寿司「鮨ダイニング 月」
オホーツク海の流氷を間近に感じる極寒の地に「鮨ダイニング 月」はある。「鮨ダイニング」とあるように、高級感のある店内には至る所に水路がめぐらされ、照明はすべて「月」に見立てられているこだわりが面白い。
このゆったりとした空間が「月」の持ち味。夜には窓明かりと相まって幻想的な空間を生み出している。
北海道にはつぶ貝、ほたてと人気の貝が揃っているが、個人的にはほっき貝がイチオシ。鮮度の良いほっきは、ほんのりとした甘さと磯の香りが口いっぱいに広がり幸せを感じる。
すぐそばがオホーツク海となれば、飲みたいのはブルーのラベルが鮮やかなこちらの地ビール。オホーツク海の流氷を仕込み水に使用している爽やかな飲み口だ。
これだけ豪華な鮨ダイニングだとファミリー客は敬遠してもおかしくないが、そこは「回転寿司」の持つ魔力。店を訪れるハードルが一気に低くなり、気軽に足を運べるようになる。網走の地にこんな回転寿司店があることを知っていただければ幸いだ。