札幌市外の回転寿司厳選5店舗をご紹介
北海道の回転寿司は平成以降、飛躍的な進化を遂げており、人気店の多くが『グルメ回転寿司』と言われる高級回転寿司であったことは特徴のひとつと言える。
道内における高級回転寿司拡大の要因には、100円寿司の大手チェーンが進出してこなかった、というのもあるが、回転寿司レーンメーカーによる高級回転寿司店のプロデュース力も大きく働いている。今回はそんな高級回転寿司店を中心に、大手チェーンにはない魅力を持った北海道(札幌市外)の5店舗を紹介したい。
![「グルメ回転ずし 函太郎」の「店長一押し旬にぎりコース」3,850円(税込)](https://magazine.tabelog.com/uploads/2021/10/640x640_rect_63549008.jpg)
1. 大正浪漫を贅沢空間で楽しめる「グルメ回転ずし 函太郎」
函館で生まれ育った「函太郎」は、絶好のロケーションに位置する店舗で観光客にも人気が高い。宇賀浦本店からは津軽海峡、立待岬が望め、五稜郭公園店は五稜郭のお堀に面しており、大正浪漫を満喫できる室内空間も、回転寿司店であることを忘れさせるほどだ。
![「グルメ回転ずし 函太郎 五稜郭公園店」の店内](https://magazine.tabelog.com/uploads/2021/10/63550232.jpg)
地元・函館と北海道の旬の魚を中心とした「本日のおすすめ」は鮮度の良さが光る。
![N.satoshi](https://magazine.tabelog.com/uploads/2021/10/640x640_rect_120492043.jpg)
「朝獲れ真いか」はまだ透明感があり、噛みしめると歯にじゅわっと食い込むような鮮度感。やはり函館のイカは違うよなと実感できる。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2021/10/2-2.jpg)
創作寿司のレベルも高く、中でも面白いのがこちら。エビフライを裏巻きした寿司に天かすをまぶしており、サクサクとした食感が楽しめる。揚げたてのエビフライと酢飯の親和性も良い。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2021/10/3-1.jpg)
巻物の上にイクラ、ほたて、サーモン、ねぎとろなどなど山盛りに盛り付けた一品。回転寿司らしいデカ盛り寿司だが、見た目の出来栄えはなかなかに良い。好みは分かれるところだと思うが、創作寿司への意欲がうかがえる寿司だ。
ちなみに「函太郎」は十数年前に「がってん寿司」を運営するRDCグループに加わり、函館から東北、首都圏、関西へと店舗を拡大している。全国に函館ブランドを届けて欲しいものだ。