お店の雰囲気も楽しもう!
焼き立ての梅ヶ枝餅を、お茶でもしながらのんびりと食べたい! そんな時におすすめなのが、喫茶を併設しているお店です。境内にある「小山田茶店」は、創業350年を超える老舗で、抹茶やコーヒー、甘酒と梅ヶ枝餅のセットを楽しめます。
同店の梅ヶ枝餅はしっかりと焼かれていてとても香ばしい! 天気が良い時は、外の席で食べるのがおすすめ。まるで、時代劇の“お茶屋”のような雰囲気を味わえ、さらに境内の景色を眺めながら食べる梅ヶ枝餅は格別です。
そして参道にあるお店「きくち」。梅ヶ枝餅と言えば、我が家ではきくちが馴染みの店です。そんな同店で食べることができるのが「夫婦餅(めおともち)」。なんと焼き立ての梅ヶ枝餅であんこを挟んで食べる、あんこ好きにはたまらない一品です。
他にも、庭の景色を楽しめるお店から大正モダンな内装のお店まで様々。梅ヶ枝餅だけでなく食事ができる店もあるので、太宰府天満宮への行き帰りでゆっくりとくつろぐのもおすすめです。
お持ち帰りで楽しむ梅ヶ枝餅
焼き立ての梅ヶ枝餅を手際良くラップに包み、包装してくれるお土産用はほとんどのお店で販売されています。
「かさの家」の梅ヶ枝餅は、空港や博多駅、ネットなどの通販でも購入できます。ラップに包んである梅ヶ枝餅はレンジで温めた後、トースターかフライパンで焼くと焼き立てが再現できます。今まではレンジで温めるだけだったのですが、最近フライパンで焼く方法を知ってハマッてしまいました。温め直しただけの少しフニャッとした、もちもちの梅ヶ枝餅も好きなのですが、少し焼く一手間で焼き立てに近づけるのがうれしいですよね!
ここ太宰府で根付き、県内に広まってソウルフードとなった梅ヶ枝餅。太宰府天満宮で合格祈願のお参りをして、受験前に食べる梅ヶ枝餅は思い出に残る味に……。
初めて食べる人はもちろん、食べたことがある人も、太宰府天満宮に訪れた際はぜひお気に入りのお店や味を見つけてみてくださいね!