フランスパンに辛子明太子のペーストが挟まった「明太フランス」。シンプルな構成ながら、時に無性に食べたくなる、不思議な魅力を持った一品です。
パンの名店がひしめく東京、そして「明太子といえば!」の福岡で食べられる、究極の明太フランスをご紹介。
1. 「テネラ ブレッド & ミールズ」(東京・白山)
都営三田線・白山駅と千石駅の中間に位置する「テネラ ブレッド & ミールズ(TENERA BREAD & MEALS)」。石臼挽きの小麦粉を使ったパン(ブレッド)と旬の野菜を使った惣菜(ミールズ)が大好評。駅からわざわざ歩く場所にもかかわらず、週末ともなれば人出が絶えません。
ミニサイズのバゲットに、福岡出身のオーナーシェフ・田中さんが厳選した本場博多の明太子をたっぷり使った明太ソースを隅々まで挟んでいます。
一口食べると、パリッと焼き上がったパンからあふれる、明太ソースの豊かな味わいに驚かされます。ふっくらとした甘みがあり、後口にピリッとした辛みがくるソース。その隠し味は、京都の白みそと和がらしを混ぜた、シェフオリジナルの「ミソマヨ」です。みそのナチュラルな甘みが明太子のおいしさを増してくれます。
2. マツパン(福岡市・六本松)
パン愛好家のひのようこさんが「また行きたい福岡ならではのお店」として紹介してくれたのが、福岡市にある「マツパン」。
壁に描かれたシェフの絵が目印。ひのさんが訪問した際には行列ができていたそうで、人気の高さがうかがえます。
同店の人気ナンバーワンは「リッチ食パン」だそうですが、やはり福岡のお店ということで外せないのがこちらの「めんたいフランス」。香ばしいフランスパンと明太子の塩気が止まらないおいしさです。