福岡県の和菓子〈お取り寄せ編〉
旅をすることでいろんな和菓子に出会ってきました。そして、和菓子を知ることはその地域の文化や歴史に触れるきっかけにもなります。そんな出会いこそ旅の醍醐味だと思っていましたが、こんなに旅行をするのが難しい時代がやってくるとは……! 定番のお土産でその地域を楽しむのもいいのですが、今回はもう一歩踏み込んで、知る人ぞ知る和菓子を紹介したいと思います。お取り寄せもできるので、ぜひ福岡を旅した気分で味わってみてください!
1. 気軽に楽しめるかわいい和菓子|季のせ
まず紹介したいのが、安産の神様として知られている、糟屋郡・宇美八幡宮の中にある「季のせ(ときのせ)」。少しハードルが高いと感じがちな和菓子を、おしゃれにかわいく日常のシーンに合わせて楽しむことができます。最近では新聞のWebサイトでも「新感覚の羊羹」としてクローズアップされていました。
同店は、福岡にあるカフェ「REC COFFEE」や、文具・雑貨メーカー「ハイタイド」とコラボ。ハイタイドとのコラボ商品「TABI-MONAKA」は、名前の通り「旅」をテーマに生まれた商品。片手で持ちやすく、もなかが割れないよう、縦型のBOXに入っています。
味はモカ、レモンミント、粒あんの3種類。ちなみに私は珍しく斬新なレモンミントがお気に入り。爽やかですっきりとした味わいです。
さらに、お店が宇美八幡宮の中にあるということもあり、宇美八幡宮に伝わる慣わしや、子供たちへの願いをモチーフに作られたお菓子も販売されています。オンラインショップでは日持ちのする商品がメインですが、お店ではかわいらしい生菓子も購入できます。