3. シェアせず、一人で“焼鳥の食べ比べ”を満喫! 最先端の接客が新しい「焼鳥IPPON」が誕生
「小割烹 おはし」や「chano-ma」などを運営する株式会社ダイヤモンドダイニングが、東京・大崎に新業態の飲食店「焼鳥IPPON」を9月1日にグランドオープン。
フードテック企業の株式会社トレタとの共同プロジェクトにより、料理の提供方法や注文・会計に工夫を凝らした、新しい外食体験を提供していく。
焼鳥IPPONでは専用の店内モバイルオーダー「トレタO/X」を採用。オーダーの際には、一人ひとりの客が自身のスマートフォンからメニューを選ぶ「個人注文」を受け付ける。
料理の提供方法では、一串や一皿をそれぞれ一人で食べ切れるポーションで作ることにより、シェアすることなくさまざまなメニューの食べ比べを可能に。
焼鳥は一串165円。つくねと巻き串は一串280円。味は、塩田方式で乾燥させた天日塩「海幸」か、たまり醤油をベースとした独自ブレンドの「タレ」のいずれかを自分好みで一串ごとに選べる。
「グループはタレ派が多いけど、私は基本的に全部塩がいい!」「一串が大き過ぎてすぐにお腹いっぱい……色々食べたいのに!」といった、焼鳥を注文する際に発生する細かな不満を解消する。
会計は、スマートフォンのオーダーに紐づいた「個人会計」での支払いが可能なほか、クレジットカードやApple Pay、Google Payなどの完全キャッシュレス決済により、全員分の会計をまとめることも、特定の誰かの分だけ支払うことも可能だ。
さらに、需要に応じて価格を変える「ダイナミックプライシング」も採用。全ドリンクメニューについて、来店客の多い19時台を通常価格とし、そこから前後4段階で割引価格を設定。最大20%オフとなる仕組みも導入している。
コロナ禍で接触を減らす試みが各所で行われるなか、これからは感染予防だけでなく新しい満足度の追求方法にも注目が集まりそうだ。