お好みの組み合わせを追求

メニューは写真のようにブリトー、タコス、ボウル、サラダの4種類。あとは好きな具材をチョイスして、自分好みのカスタマイズができる。がっつりメキシカン気分の日も、サラダをしっかり食べたい日も、これは男女問わず使い勝手がいい! ちなみにボウルとサラダの違いがわからず聞いてみたところ、ボウルにはサラダの他にライスも入っているとのこと。

まずはSTEP1。4種の中から好きなタイプを選ぶ。そしてSTEP2。メインとなる具材をチキン、ビーフ、ポーク、ベジから選び、STEP3でサルサを選ぶ。このサルサ、うれしいことに複数選択が可能。しかしトマトレッドチリはかなり辛いようなので、辛い物が得意ではない人はご注意! 最後にSTEP4でトッピングを選ぶ。このトッピングも複数選択が可能。ワカーモーレを入れる場合は+270円になるので、ワカーモーレ以外全部入りが定番だとか。

作っている光景をガラス越しに眺めているのもなかなか楽しい時間だ。しかし、ブリトーのサイズが大きい……。これでもか! と詰め込んでいる感じだ(笑)。そして、あっという間にできあがる。この調理の早さもSOLMEXの売りのひとつ。忙しいランチどきでも待たずに済むのはうれしい!

今回はブリトーとタコスを注文。

「ブリトーグリルチキン」972円

ブリトーは一番人気のチキンに。アボカドソースでマリネしてから焼き上げている少しスパイシーなチキンは、胸肉を使用しているのでヘルシー。具だくさんでボリューミー、口を大きく開けてかぶりついて! さらにライスも入っているので、女子は1本食べきったら満腹に。そんなに辛いものが得意ではない人でも、サルサのグリーンチリトマトの追加はおすすめ。ほどよいピリッと感が爽やかでいい。

タコスはバルバコア(ビーフ)をチョイス。

「タコスバルバコア(ビーフ)」1,188円

牛肩ロースをスパイスでじっくり煮込んだスパイシーなビーフ。スパイシーだけど辛くはなく、ほろほろほぐれるお肉がたっぷり。サルサとの相性もとてもいい。こちらの方がブリトーより、気持ちライトな印象。お腹はいっぱいになるのだが、メキシカン特有の胃にもたれる重さはない。そう、SOLMEXの料理は油を使っておらず、あっさり食べられるのだ。そして、また食べたいと思うおいしさと、それにハマる価格でリピーターが多いのも頷ける。

メキシカンレストランのニーズとは

オーナーの水上さん曰く、目指しているのは毎日食べたくなるアメリカンメキシカン。本場のメキシカンよりライトで、日本人に合うメキシカンスタイルだ。

そもそも日本にはメキシカンレストランが少ないイメージだ。さらにSOLMEXのような気軽なお店はほとんどないと言えるだろう(ファストフードのカテゴリーで言うならタコ○ルくらい?)。ジャンクなイメージのメキシカンだが、目の前でこれだけの野菜や豆類、手のかかったソースやお肉を入れてくれるのを見ていると、もはやヘルシー料理。コンビニエンスストアではないけど、レストランでもない。これぞちょうどいいご近所ランチではないだろうか?

リモート中のみなさま、お家でランチもいいけれど、駒沢公園にSOLMEXのブリトーを持って、ベンチでランチ! 豪快にかぶりつこう!!

※価格はすべて税込

※本記事は取材日(2021年3月26日)時点の情報をもとに作成しています。

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撮影・文:食べログマガジン編集部