インスタジェニックな夏の思い出を残したい!

大阪で注目のフォトジェニックなフードを、今大阪で最もフォトジェニックな存在である“ベビー・ヴァギー”ちゃんに紹介してもらおうというこの企画。前編に引き続き、後半はどんなお店へ向かうのか? 早速ご覧くださいませ!

味も見た目もお店の雰囲気も◎ 大人カワイイソフトクリーム専門店「Groovy Ice Cream GUFO」

 

たくさんの人で賑わう心斎橋から少し離れ、おしゃれな女性が多く集まる北堀江エリアの静かな路地に店を構えるソフトクリーム専門店「GUFO(グーフォ)」。毎日お店の厨房で作られるフレッシュなソフトクリームの種類は、「ミルク」350円と「ヘーゼルナッツ」450円が基本。そんなちょっと大人なフレーバーも人気の理由のひとつ。

 

 

まずは、ソフトクリームのフレーバー、次にコーンかカップを選び、プラス料金(50円~)で追加できるクッキー、ナッツ、フレーバーソースなど約10種類あるトッピングの中からお気に入りのメニューを選んでカスタマイズ。

 

 

今回は人気の高いヘーゼルナッツフレーバーをベースに、ラズベリークリスピーとクラッシュクッキーをトッピング。さらに、「真っ白いシンプルなソフトクリームもフォトジェニックだよね!」ということで、ノーマルなミルクソフトクリーム片手にお店の外にあるベンチに座って雰囲気たっぷりの一枚をパシャリ。

 

 

 

――すごい勢いで完食しましたね。

 

ソフトクリームって牧場に行く時とか以外、あんまり食べないんだけど、これは食べれば食べるほど美味しく感じてくるの! すごく洗練された味っていうのかな? ソフトクリーム自体に旨みがある感じがする。特にヘーゼルナッツ、本当におすすめ!

 

――トッピングがいいアクセントに?

 

トッピングがね、すごい味がしっかりしてて、ええやつ使ってる味がするよ。ソフトクリームってさ、最後の方になると甘さが強すぎて食べられなくなることが多いんだけど、全然くどくないのよ。これは、そんなに甘党じゃない人も最後まで美味しく食べれらるんじゃないかな? しかもお店の雰囲気も落ち着いているし、ソフトクリームなんて普通は食べたらすぐ帰るイメージあるけど、長居したくなっちゃうよね(笑)。

 

――お店のデザインもお洒落ですね。

 

スプーンの色が選べたり、スタッフさんの雰囲気から味からパーフェクトだよね。GUFOっていうお店の名前の由来もさ、苦労がないようにってことでイタリア語でフクロウっていう意味なんだって。お洒落だよね~。しかもソフトクリームだけじゃなくて、コーヒーフロートみたいなのもあるから、気分によって選べるのもいいよね。

 

【フォトジェニックポイント3】あえてシンプルなソフトクリームで洗練された一枚をゲット

ヴァギーちゃんについて知りたい!

ベビー・ヴァギー 福岡県生まれ。関西を中心に活動中の注目クイーン(スリーサイズはすべて100)。 NTV『スクール革命!』、KTV『桃色つるべ ~お次の方どうぞ~』など、様々なメディアで活躍中。

 

 

――ヴァギーちゃんはどうやって生まれたの?

 

産道から(笑)。福岡のしがない街の分娩室で、母親が金魚すくいをしている時に陣痛が始まったの。9月の乙女座生まれなの。その時はこんな風になるとは思ってなかったよね、母親も。

 

――今の姿になるきっかけは?

 

隙間産業というか、どうやったらアタシの像になるんだろうみたいな。例えばメイクも、球体が好きだなって思って球体の目にするようになったの。丸ってカワイイじゃん。海外のお人形さんとかでさ、寝っ転がして起こしたら目がパチパチするのあるじゃない? その人形みたいになりたくて。カワイイが前面に出るより、キモかわいいみたいな。カワイイんだけど、ふとした時怖い感じが好きなの。

 

――徐々に自分らしさが確立されていったんですね。

 

そうだね。自分に似合う物ってなんだろう?って考えてこうなったの。あとは本能的にカワイイ~って思う物っていったら、レトロ系が好き。ツイッギーの時代のAラインのワンピースとか。

 

そんな、レトロな雰囲気が大好きだというヴァギーちゃんと最後に向かったのが、老舗の空間と伝統の味を楽しめるこちらのお店。

明治からずっと変わらず、いつも美味しい。文豪も愛したレトロな味「大阪難波 自由軒 難波本店」

創業はなんと、明治43年。大阪で初めて出来た洋食店である同店には、「名物カレー」750円、「ハイシライス」700円、「別カレー」700円など、名前からして当時のハイカラな雰囲気を感じられるメニューばかりです。

 

 

同店に行って、まず食べたいのが看板メニューの「名物カレー」。余計な味を加えないために、使われる具は牛肉と玉ねぎのみという極シンプルな一皿。

 

 

プライベートでもよく来るというヴァギーちゃん。テーブルに運ばれてくるやいなや「これ、これ!」と大興奮の様子で、あっという間に完食してしまいました。

 

 

――デザートの締めに食べる「名物カレー」の味は?

 

最高だね。安定の美味しさだね。このシンプルさが流石よね。カレーってどんどん進化してるし、種類もいっぱいあるじゃない? そういう中でも、この日本のカレーのオリジナルを追求しましたっていう味が大阪ならではだなって。玉ねぎのシャキシャキ感が残ってて、ちょっと冷めても美味しいと思う。

 

――オススメの食べ方は?

 

まずは真ん中の生卵を混ぜるとマイルドになるのね。で、何がいいって途中でソースをかけて味変できるのよ。あたしは12滴くらいかけるかな? プライベートで、おっさんの格好の時も食べに来るんだけど、名物カレーを並で頼んで、定食もつけたりするね。とにかくシンプルな味で食べやすいの。名物カレーは今日も2分くらいで食べちゃった(笑)。

 

――このレトロな雰囲気も最高にフォトジェニックですね。

 

お店の雰囲気もいいけど、何がいいってお母さんのキャラクターが最高だよね。入り口にお母さんの分身が立ってるっていうね(笑)。(お店の入り口に、店主であるお母さんの等身大プレートがあります)しかも、プレートがあるのは、難波本店だけなんだって。お母さんのプレートと写真を撮りたい人は、本店に行くべきね!

 

【フォトジェニックポイント4】お母さんと一緒に写ればそれだけでフォトジェニック!

最高の思い出を、最高の一枚に残したい!

小顔効果の狙える巨大なわたあめから、明治レトロな雰囲気を味わえる老舗店まで、バラエティに富んだフォトジェニック・グルメが登場した今回。この夏は、特別にフォトジェニックな大阪グルメを求めて旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

 

撮影:荻島稔