インスタジェニックな夏の思い出をつくりたい!

「もうすぐ夏休み!」という学生さんも、「夏休みなんてないよ!」という大人の皆さんも、お祭りや音楽フェスなど、週末に行われるイベント目白押しで夏は何かとワクワクする季節。そこで、「長い休みは取れないけれど、日帰りや1泊でサクッと国内旅行を楽しみたい!」「楽しい思い出をSNSでガンガン発信したい!」と考えている方にオススメの、大阪で注目のフォトジェニックなフードを、前・後編に分けて4つ紹介したいと思います。

 

今回、大阪の街をナビゲートしてくれるのは、大阪在住の今一番フォトジェニックな存在である“ベビー・ヴァギー”ちゃん。謎に包まれたヴァギーちゃんの紹介は後ほど……ということで早速、フォトジェニックフード・クルージングへと参りましょう!

ふわふわ!モコモコ!巨大カワイイわたあめが話題「TOTTI CANDY FACTORY アメリカ村店」

大阪の若者文化発信の地・アメリカ村(通称:アメ村)で、ひと際ポップなキャンディ屋さんといえば、「TOTTI CANDY FACTORY(トッティ キャンディ ファクトリー)」。日本ではほとんど見ることができない特別な機械を使って、職人さんが目の前で作ってくれる大きなわたあめや、お土産にもぴったりなカラフル&ポップな量り売りキャンディなどが大人気のキャンディ専門店です。

 

 

「やだー。カワイイじゃん!」というヴァギーちゃんの視線の先にあるのは、ハートのほっぺたがとんでもなくキュートな、「動物ケーキポップ」1本400円。その正体は、濃厚なガトーショコラをチョコレートでコーティングした、小さいのにガツンと甘い正統派お菓子。ウサギ、クマ以外にも、猫やカッパなどがあり、カワイイものが好きな人へのプレゼントにも喜ばれそうですね。

 

 

メインとなるわたあめの種類は、「TOTTI 3色わたあめ」600円、「TOTTI ハートわたあめ」650円、さらにアメ村店限定の「TOTTI 4色わたあめ」800円の3つ。せっかく食べるなら限定品! ということで、レジで4色わたあめをオーダー。

 

「いつもより多く巻いております状態よ!」と興奮のヴァギーちゃんをよそに、職人さんの手によりあっという間にわたあめは出来上がっていきます。

 

 

出来上がったわたあめの高さは40cm! 色によって味が変わり、上からプレーン、グレープ、レモン、サイダーの4つの味が楽しめるのだとか。

 

――お味はいかがですか?

 

「色によって味が違うからビックリした。わた菓子って最後になると飽きてくるじゃない? でも、これなら飽きなくていいよね。個人的には、コーラ味あったらいいな。こんな大きいわた菓子がお祭りの時にあったら、子供とかめっちゃ喜びそう。わた菓子最強だよ! お祭りのわた菓子なんて『カワイイ』のトップじゃん」

 

――“わた菓子”じゃなくて、“わたあめ”ですよ!

 

「確かに『わたあめ』って言ったほうがカワイイよね。でも、わた菓子って言いたい(笑)。店構えもさ、昔の駄菓子屋を現代風にしてて、大人の駄菓子屋さんみたいな感じが今時の若い子には新しくて良さそう」

 

――写真映えもいいですね。

 

「大きくてインパクトあるから、わた菓子の後ろから顔出して写真撮ったら顔が小さく見えるね。友達より一歩下がって映らなくても、わた菓子を前に出すことでだいぶ小さくなるよ。遠近法ね。イマドキのSNS女子にオススメですって書いといて!」

【フォトジェニックポイント1】わたあめとの遠近法を利用して小顔効果を狙う

 

大阪カワイイの発信元?なが~くてあま~い串パンケーキ専門店「大阪カワイイ PANBO」

2017年3月にオープンした“串パンケーキ”専門店の「大阪カワイイ PANBO」。全長40cmもある串に、ひと口大の小さなパンケーキ、マシュマロ、イチゴやキウイなどがモリモリと刺さった、なんとも目新しいビジュアルをしたスイーツなのです。

 

 

通常は店員さんの手により出来上がった串パンケーキが提供されますが、今回は特別にヴァギーちゃんスペシャルを作らせてもらうことに。

 

 

カウンターにあるソースはその日によって種類が替わり、この日はキャラメル、はちみつ、チョコレート、マンゴー、フランボワーズ、練乳、カスタードの7種類。そこに、シュガーパウダーやチョコスプレーなどの好きなトッピングをかけてデコレーションすることができます。お値段はPANBO単品で800円、ドリンクとのセットはお得な1,000円。

 

「こういう飾り付けってセンスが問われるよね!」とヴァギーちゃんの言うとおり、よりフォトジェニックな仕上がりにできるかどうかが腕の見せ所!

 

 

――初めての“串パンケーキ”の感想は?

 

「新しいね。驚いたのが、あれだけのボリュームで意外と安いっていうのと、パンケーキがやわらかくてスッと食べられるから、女の子でも結構食べられちゃうよ。ソースは特に、はちみつが合うね。店員さんが、『夏場はアイスを乗せたりするかも?』って言ってたから、今後も変化していくって思うとちょっと楽しみだな」

 

――自分でデコレーションできるのも楽しいですよね!

 

「やっぱりトッピングがさ、女の子って自分の好きなもの乗せたいわけじゃん。マシュマロのところだけはチョコレート、パンケーキはラズベリーとか、味が変えられるのがいいよね。ヴァギーちゃんなんてチョコレートスプレーを滝のように掛けてましたって書いといて!」

 

――お店の雰囲気はどうですか?

 

これだけカワイイを前面に押し出してる店ってあんまりないから、大阪の新しいアイコンになるくらい有名になってほしいよね。新しいものを求める人は一度試してほしい。あと、お店にアタシにそっくりなキャラクターがいて親近感が湧いたわ。ちょっと毒がある感じのキャラクターだから、一緒に撮ったら自分が可愛く見えていいんじゃない?

【フォトジェニックポイント2】毒カワイイキャラクターの力を借りて自分を可愛く盛る

ところで、ヴァギーちゃんって何者?

 

というわけで、次回は謎に包まれたヴァギーちゃんについて紐解きつつ、大人カワイイソフトクリーム専門店や、レトロな雰囲気の名店など、引き続きフォトジェニックな大阪フードをご紹介します。後編もお楽しみに!

 

撮影:荻島稔